学際科学フロンティア研究所活動報告書_令和元年度
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123―1―図1 学際科学フロンティア研究所の活動の3本柱 2) 学内学際研究の支援:学内での学際研究の発掘や推進を促すもので「学際研究支援プログラム」、「領 3) 若手研究者育成:国際公募によって採用した新領域創成研究部の若手研究者を育成するものであり、「尚志プログラム」と名付ける。学際高等研究教育院の博士および修士研究教育院生と連携しながら相互に切磋琢磨する企画を立てて活動することも趣旨の1つである。この活動は「養賢プロジェクト」と命名している。*記載するデータについては、次の方針・方法によっている。・外部機関、他部局が主たる所属元となるクロスアポイントメント教員および兼務教員については、人数と業績等の計数に入れない。・新領域創成研究部の任期満了後に先端学際基幹研究部に採用された助教については、新領域創成研究部に含めて人数と業績等を計数する。・研究業績リスト(7章)には、主たる所属等によらず年度内に所属した全教員分を記載する。本研究所が現体制で本格的に活動を開始した平成25年4月から7年余りが経過した。本研究所では自己評価委員会を立ち上げ、本研究所の活動や教員組織、運営体制、若手研究者への支援・育成体制の状況を広く学内に発信するとともに、絶えず自分自身で点検・見直しを行いながら改善を図っている。本報告書は、平成31年度・令和元年度の本研究所の活動状況*をまとめたものである。本研究所は、学内規程において「異分野融合による学際的研究を開拓し、及び推進するとともに、各研究科、各附置研究所及び学位プログラム推進機構学際高等研究教育院との連携を通じて若手研究者の研究を支援することにより新たな知と価値を創出し、より豊かな人類社会の発展に貢献することを目的とする」と定めている。この設置目的と理念によって、具体的には図1に示すように、活動の3本柱を立てて実践している。それぞれの概要と使命を以下に記す。 1) 先端的学際研究:先端学際基幹研究部教員による学際研究の推進であり、定常的な予算に加えて「学際研究促進プログラム」を所内で公募して実施する。域創成研究プログラム」を学内公募して実施する。学内学際研究の支援(全学教員)先端的学際研究の推進(専任教員)学際高等研究教育院若手研究者の育成(任期付き教員)1.はじめに2.本研究所の概要2.1 理念と使命FRISTRIANGLE

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