学際科学フロンティア研究所活動報告書_令和元年度
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2)第4回 FRIS / DIARE Joint Workshop1)令和元年度前期全領域合同研究交流会、全3回3)令和元年度後期全領域合同研究交流会、全5回―33―新領域創成研究部の若手研究者が学際高等研究教育院(以下、教育院と呼ぶ)の博士および修士研究教育院生(以下、教育院生と記載)と連携しながら相互に切磋琢磨する取り組みを養賢プロジェクトと呼んでいる。養賢プロジェクトの中心的活動は平成26年度から開始した「全領域合同研究交流会」である。これは新領域創成研究部の若手研究者と教育院生が一堂に会し、すべての領域合同で研究の議論を行うセミナーである。教育院生に運営を任せることで、研究交流の場を作るトレーニングとなっている。若手研究者全員に参加日を割り当てることで、参加率が維持されている。教育院生の口頭発表を事前にチェックし、修正を促すことで当日のセミナーの質が高くなっている。当日の若手研究者と教育院生のポスター発表は双方に良い刺激を生んでいる。それに加えて、第4回FRIS/DIARE Joint Workshopを開催した。前回にならって学際研OB / OGと教育院OB / OGを招待し講演してもらった。これも現役の助教や教育院生に良い刺激を与えている。以下にイベントの実施内容をまとめる。日 時:令和元年5月〜7月 15時〜18時会 場:学際科学フロンティア研究所 大セミナー室各回、若手教員、教育院生2、3名による口頭発表および約10名によるポスター発表。日 時:令和元年8月6日会 場:片平さくらホール若手教員と全ての教育院生によるポスター発表、および学際研・教育院のOB / OGによる招待講演。日 時:令和元年10月〜令和2年2月 15時〜18時会 場:学際科学フロンティア研究所 大セミナー室各回、若手教員、教育院生2、3名による口頭発表、および約10名によるポスター発表。また、本研究所の所属教員は、学内各部局における授業や基礎ゼミでの講義を通じて、学際研究教育および学際研究につながる基礎科目教育を実施している。基礎ゼミの一つは、新領域創成研究部の若手研究者10名によるオムニバス講義であり、学部1年生に様々な学問分野の楽しさ、学際研究の楽しさを伝えている。平成31年度・令和元年度における所属教員の講義リストを表9にまとめる。6.7 学際高等研究教育院との連携および学際研究教育

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