東北大学
学際科学フロンティア研究所

所長ご挨拶

Message from the Director

早瀬 敏幸
学際科学フロンティア研究所 所長

 
平成30年4月より佐藤正明所長の後任として、東北大学学際科学フロンティア研究所長に就任いたしました。全国的にもユニークな本研究所において学際科学の推進のため努力したいと思っております。

 本研究所は「異分野融合による学際的研究を開拓し、及び推進するとともに、各研究科、各附置研究所及び学際高等研究教育院との連携を通じて若手研究者の研究を支援することにより新たな知と価値を創出し、より豊かな人類社会の発展に貢献することを目的とする。」を使命として、学際科学国際高等研究センターと先端融合シナジー研究所を改組して平成25年4月に設置されました。
本研究所は、企画部、先端学際基幹研究部、新領域創成研究部で構成され、企画部と先端学際基幹研究部には教員(教授4名と准教授4名)と特任准教授(URA)を配置し、新領域創成研究部には任期付き教員である若手研究者(平成30年4月現在、准教授2名、助教46名)を配置しております。教員は、東北大学全体の学問領域を学際研究の観点から分類した次の6領域「物質材料・エネルギー」、「生命・環境」、「情報・システム」、「デバイス・テクノロジー」、「人間・社会」、「先端基礎科学」のいずれかに所属して活動しております。

 本研究所では、上記の目的を達成するため、1. 先端的学際研究の推進、2. 学内学際研究の発掘、3. 若手研究者の支援の3つの柱を設けて活動しております。先端的学際研究の推進のため、先端学際基幹研究部教員は定常的な予算による研究に加えて「学際研究促進プログラム」による研究を行っております。学内での学際研究を発掘し推進するため、「学際研究支援プログラム」、「領域創成研究プログラム」を実施しております。新しい学際研究を志す若手研究者の支援のため、新領域創成研究部の助教を国際公募によって採用し、「尚志プログラム」として研究費を措置しております。助教は学内メンター教員の下で研究を実施するとともに異分野の研究者間の研究交流を日常的に行っております。さらに「養賢プロジェクト」により学際高等研究教育院の博士および修士研究教育院生と相互に切磋琢磨する活動も活発に行っております。他にも、国際的な視点から海外の大学等との連携や国際会議での発表を支援するため「国際的研究拠点支援プログラム」や「若手研究者海外研究集会等発表支援プログラム」「若手研究者国際共同研究支援プログラム」を実施しております。

 本研究所の目的を達成するため、研究所教職員が一丸となって諸課題に取り組んでおります。各位のご理解とご支援・ご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。

平成30年4月
学際科学フロンティア研究所
所長 早瀬 敏幸
 
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