トピックス
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研究会等のお知らせ2014.08.18
光操作研究会(脳科学研究)開催のご案内 (光操作研究会ページへリンク) 主なメンバー:佐藤達也 助教(学際科学フロンティア研究所)ほか 場所:東北大学 医学部艮陵会館
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会議発表・論文・出版2014.07.29
増本 博 教授(先端学際基幹研究部) Nature Communications(7月22日号)に論文掲載 先端学際基幹研究部の増本博教授は、本学金属材料研究所、(公財)電磁材料研究所、(独)日本原子力研究開発機構と共同で、英国オンライン科学誌Nature Communications(7月22日号)に論文を発表し、大きな誘電率と磁気-誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功したと報告しました。 本研究における重要な発見は、MgF2の誘電率は5程度ですが、Fe-Coのナノグラニュラー磁性粒子を20~30%添加すると約500まで高められること、そしてその誘電率が室温で磁場に反応して高まることを見出した点です。論文では、約3%の変化率が報告されていますが、現在は8%の変化率が得られているとのことです。 既存の強誘電体では、誘電率が数1000という高い物質もありますが、それらは全く磁場に反応しません。また、マルチフェロイック物質(酸化物)の誘電率が磁場に反応することが注目されていますが、極低温(マイナス170℃)でしか現れません。本研究では、誘電体が磁性粒子の微細分散によって誘電率が大きく高まること、それが室温で磁場に大きく反応することの二つの点が新しい物性現象の発見として高く評価されています。 この材料の特徴として、広い周波数帯域で自己制御できることを挙げていますが、これは次世代電子機器等の部品や機能制御センサー素子として応用される可能性があり、現在さらに研究を進めているところです。まだ、未知の可能性を秘めている新しい材料であると言えます。 掲載論文:Kobayashi, N. , Masumoto, H. et al. Giant dielectric and magnetoelectric responses in insulating nanogranular films at room temperature. Nat. Commun. 5:4417 doi: 10.1038/ncomms5417 (2014).(Nature誌ウェブサイトへリンク) 関連ページ(東北大学広報課サイトへリンク): 2014年プレスリリース 「大きな誘電率と磁気-誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功」 報道関連ページ(外部の関連ウェブサイトへリンク): マイナビニュース(マイナビニュースの転載記事:YAHOO! JAPAN ニュース、excite ニュース、Infoseekニュース、 gooニュース、livedoor ニュース、BIGLOBEニュース、@nifty ニュース ) OPTRONICS ONLINE
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研究会等のお知らせ2014.07.25
第71回インフォーマルセミナーのご案内(PDF) 講師:鈴木 誠 教授(工学研究科) 場所:学際科学フロンティア研究所3階 交流スペース
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会議発表・論文・出版2014.07.22
高橋佑磨 助教(新領域創成研究部) Nature Communications(7月18日号)に論文掲載 どのような生物も種内あるいは集団内に個性や個体差といった多様性が見られますが、このような多様性がどのような機能や意義をもつのかについては、明確な答えは得られていませんでした。東北大学 学際科学フロンティア研究所・同大学院生命科学研究科の高橋佑磨(たかはしゆうま)助教と生命科学研究科の河田雅圭(かわたまさかど)教授は、東邦大学とLund Universityと共同で、アオモンイトトンボの雌における種内の色彩の多様性が集団の増殖率や安定性を高めることを発見しました。この結果は、生物の進化的な変化と人口学的動態を統合的に捉えるための新たな視点を生むものであります。本研究の成果は、英国科学誌Nature Communications(7月18日号)に掲載されました。 掲載論文:Takahashi, Y. et al. Evolution of increased phenotypic diversity enhances population performance by reducing sexual harassment in damselflies. Nat. Commun. 5:4468 doi: 10.1038/ncomms5468 (2014)(Nature誌ウェブサイトへリンク) 関連ページ(東北大学広報課サイトへリンク): 2014年プレスリリース 「見た目の多様さが繁栄のカギ トンボの色彩の個体差はハラスメントのリスクの分散を通じて集団を繁栄させる」 報道関連ページ(外部の関連ウェブサイトへリンク): サイエンスポータル, 財経新聞, ナショナルジオグラフィック, 朝日新聞
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会議発表・論文・出版2014.07.16
高橋佑磨 助教(新領域創成研究部) 書籍出版のお知らせ 『伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール』(技術評論社) 本研究所の高橋佑磨助教は、7月3日に技術評論社より、「伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール」というタイトルの書籍を出版しました。本書は、分野横断的な研究会や、アウトリーチ活動、サイエンス・コミュニケーションなど、非専門家を相手にした研究発表などで「伝わりやすい資料」を作るための手引書となっています。 書籍情報: 高橋佑磨,片山なつ 著 「伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール」 技術評論社 B5変形判/176ページ 定価(本体2,180円+税) 2014年7月3日発売 ISBN 978-4-7741-6613-1 書籍の詳細ページ(外部の関連サイトへリンク)
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研究会等のお知らせ2014.07.14
特別セミナーのご案内 (PDF) 講師:高橋 佑磨 助教(学際科学フロンティア研究所) 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室
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研究会等のお知らせ2014.07.11
行動医学フロンティアセミナーのご案内 (PDF) 講師:Lukas Van Oudenhove 准教授(ルーベン大学, ベルギー) 場所:医学部1号館 大会議室
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研究会等のお知らせ2014.07.11
分子イメージング連携特別講義のご案内 (PDF) 講師:Patrick Dupont教授(ルーベン大学, ベルギー) 場所:医学部5号館 6階 リフレッシュルーム
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研究会等のお知らせ2014.07.09
第4回学際科学フロンティア研究所セミナーのご案内 (PDF) 講師:杉本 周作 助教(学際科学フロンティア研究所) 場所:学際科学フロンティア研究所3階 交流スペース
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研究会等のお知らせ2014.06.26
第70回インフォーマルセミナーのご案内(PDF) 講師:石本 淳 教授(流体科学研究所) 場所:学際科学フロンティア研究所3階 交流スペース