東北大学
学際科学フロンティア研究所

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翁 岳暄 助教が「The Cambridge Handbook of Human-Robot Interaction: Regulation, Law, Policy」の学術編集者に任命されました。

2021.12.16

新領域創成研究部の翁岳暄助教は、Prof. Woodrow Barfield(Duke University) とProf. Ugo Pagallo(University of Turin)とともに、ケンブリッジ大学出版局(CUP)より「The Cambridge Handbook of Human-Robot Interaction: Regulation, Law, Policy(仮題)」の学術編集者に任命されました。
 
現在の時点でAIロボットにおける法律に関する学術専門書はいくつありますが、その多くは法学者の視点から人工知能技術と社会中現存の実定法律や規制両者の衝突と緊張関係を調和する方策を提案しています。異分野学際の視点を使ってヒューマンロボットインタラクション(HRI)の実証研究からAIロボットのELSIと規制を総合的に分析し、学際的な切り口で、特にHRIに関する法律、政策、規制、倫理基準に焦点を当てることがこの本の主眼となります。
 
共同学術編集者のProf. Woodrow Barfield とProf. Ugo PagalloはAIロボット法の研究分野の代表的な研究者と知られています。これまでに多数の重要な本を編集しました。その中には大学の人工知能と法律の講義の指定教科書とされているものもあります。
 
本件は、学際研、東北大学における人工知能と法律の学際研究の推進と世界的な研究拠点構築に寄与する機会になると期待されます。
 
 
[関連する翁岳暄助教の研究プロジェクトと、共同学術編集者の研究プロフィール]
ROBOLAW.ASIA | Tohoku Initiative for Artificial Intelligence & Law
Prof. Woodrow Barfield
Prof. Ugo Pagallo
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