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丹羽 伸介 助教(新領域創成研究部)
2017.08.22
丹羽 伸介 助教(新領域創成研究部)
『Current Biology』に論文掲載、および報道発表
プレスリリース/2017年8月22日
神経細胞同士は、シナプスと呼ばれる構造によって情報をやりとりすることで回路を作ります。脳内では、シナプスがほぼ決まった場所に形成されることが知られています。シナプスが正しい位置にできないと、てんかんなどの脳の病気の原因となります。
新領域創成研究部の丹羽伸介助教らのグループは、スタンフォード大学と共同で、BORC(ボルク)と呼ばれる複合体がシナプスの位置を規定する因子であることを発見しました。
研究成果は、カレントバイオロジー誌(Cell Press)の電子版に8月17日付で掲載されました。