東北大学
学際科学フロンティア研究所

トピックス

超低かさ密度かつ透明なモノリス型多孔体を凍結乾燥で作製 -手軽に作製できるエアロゲル状の光学材料としての発展に期待-

1月6日『ACS Applied Nano Materials』に論文掲載、2月2日報道発表

2018.02.02

プレスリリース
 
新領域創成研究部の早瀬元・助教は、酸化水酸化アルミニウム組成をもつベーマイトナノファイバーで構成される、超低かさ密度かつ透明なモノリス型(塊状)多孔体を凍結乾燥で作製することに成功しました。また奈良先端科学技術大学院大学および宇都宮大学の共同研究者とともに、光学的な物性および3次元ディスプレイ発光材料としての応用性を評価しました。

これまでは5mg cm−3を下回るかさ密度でありながら可視光に対して透明な多孔体は、高圧を必要とする超臨界乾燥を経て作製する必要がありました。凍結乾燥(フリーズドライ)によって透明な構造体の作製が可能になったことから、超低かさ密度材料の新たな物性研究や応用発展へと繋がることが期待されます。本成果は1月26日にACS Applied Nano Materials創刊号に掲載され、2月2日に本学よりプレスリリースされました。
 
論文情報:
発表論文名:Ultralow-Bulk-Density Transparent Boehmite Nanofiber Cryogel Monoliths and Their Optical Properties for a Volumetric Three-Dimensional Display(超低かさ密度透明ベーマイトナノファイバークライオゲルモノリスと体積型3次元ディスプレイへの光学特性)
著者名:Gen Hayase, Takuya Funatomi, Kota Kumagai
発表雑誌名:ACS Applied Nano Materials
doi:10.1021/acsanm.7b00097
URL:https://dx.doi.org/10.1021/acsanm.7b00097
プレプリント(ChemRxiv):https://doi.org/10.26434/chemrxiv.5373835
 
蛍光分子を分散させたクライオゲルの外観

プレスリリース:
東北大学
 
PAGE TOP