東北大学
学際科学フロンティア研究所

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妊娠中の運動が胎盤を通じて子の肥満を防ぐ 胎盤・運動・栄養を活用した次世代の健康増進

3月25日『Cell Metabolism』誌に論文掲載、および4月6日プレスリリース

2021.04.06

母親の肥満は子の将来の糖尿病リスクを増加させることが知られており、世代を超えた肥満や糖尿病の連鎖を防ぐことは重大な課題となっています。新領域創成研究部の楠山譲二助教、理化学研究所の小塚智沙代基礎科学特別研究員、金沢医科大学の八田稔久教授らのグループは、妊娠期の運動が子の肥満を防ぐメカニズムを明らかにしました。本研究は、胎盤から産生されるスーパーオキサイドジスムターゼ3(SOD3)が親の運動効果を子に伝達するタンパク質であることを初めて実証した重要な報告です。本研究によって、次世代の健康を増進する新しい予防医療の開発に貢献することが期待されます。
 
本研究成果は、2021年3月25日(日本時間3月26日)Cell Metabolism誌(電子版)に論文掲載され、4月6日に本学よりプレスリリースされました。
 
論文情報:
Joji Kusuyama, Ana Barbara Alves-Wagner, Royce H. Conlin, Nathan S. Makarewicz, Brent G. Albertson, Noah B. Prince, Shio Kobayashi, Chisayo Kozuka, Magnus Møller, Mette Bjerre, Jens Fuglsang, Emily Miele, Roeland J. W. Middelbeek, Yang Xiudong, Yang Xia, Léa Garneau, Jayonta Bhattacharjee, Céline Aguer, Mary Elizabeth Patti, Michael F. Hirshman, Niels Jessen, Toshihisa Hatta, Per Glud Ovesen, Kristi B. Adamo, Eva Nozik-Grayck, and Laurie J. Goodyear,
"Placental superoxide dismutase 3 mediates benefits of maternal exercise on offspring health", Cell Metabolism
DOI:10.1016/j.cmet.2021.03.004
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S155041312100111X#!
 
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