東北大学
学際科学フロンティア研究所

公募研究

海外研究集会等発表支援 報告

齋藤 大介(新領域創成研究部 助教)

International Forum on Avian Germplasm and Genome Editing 2017
派遣先/韓国・済州島

期間/2017.10.25-10.28

2017年10月25日から27日にかけて、韓国チェジュ島にてInternational forum on avian germplasm and genome editing 2017(オーガナイザーはJae Yong Han教授および小野珠乙教授)が開催されました。世界で活躍する著名な鳥類研究者を招聘し、講演と議論を行うこの会に自身も招待講演者として招聘いただき、発表を行ってまいりました。渡航費についてはforumより援助がなかったことから、 学際科学フロンティア研究所の若手研究者海外研究集会等発表支援プログラムの援助をいただきました。
 
「Cell stiffness is critical for germ cell migration in avian embryo」との演題にて、鳥類始原生殖細胞の胚内移動メカニズムに関する発表を行いました。本内容についてはこれから論文化する予定であり、他の研究者からの評価や批評はたいへん参考になります。幸いにも概ね良い評価を得られた上、いくつかの問題点についても指摘いただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 
会議の名前にもあるように、生殖細胞とgenome editingが主内容でしたので、CRISPR-Cas9システムを使った様々なgenome editingの例を拝聴することができました。いくつかは私のこれからの仕事にも応用できそうな情報となり、この点においても有意義でした。また、Claudio D stern博士を始めとした著名な研究者との親睦を深めることができたことも、研究者人脈形成の観点からよい機会であったと感じます。このような貴重な経験をさせていただいた若手研究者海外研究集会等発表支援プログラムに心より感謝申し上げます。
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