東北大学
学際科学フロンティア研究所

新領域創成研究部

在職期間:2013.4-2018.8

高 俊弘Gao Junhong

助教生命・環境

メンター教員(当時)
教授
片桐 秀樹(大学院医学系研究科)
研究分野 医学・代謝疾患
主な研究テーマ
  • 小胞体ストレスと臓器間ネットワークの制御による代謝疾患治療の開発
所属学会 日本糖尿病学会
研究概要  

食生活の欧米化や運動不足に伴い、肥満やそれに基づくインスリン抵抗性、2型糖尿病や脂質異常症、メタボリックシンドロームの患者数の急増が、日本のみならず全世界的に大きな問題となっている。さらには、これらが原因となって、心筋梗塞・脳梗塞といった動脈硬化性疾患が主要な死因の一つとなっており、その解決は大きな意義とインパクトがある。今までは高脂肪食の状況においても肥満やそれに基づくインスリン抵抗性をきたす機序や酸化ストレスと小胞体ストレスが、動脈硬化の発症進展に及ぼす影響について解析を行っていた。また、所属研究室で行われている、「個体レベルでの糖代謝・エネルギー代謝恒常性維持機構としての臓器間神経ネットワーク」の研究にも参画している。最近は小胞体ストレスに関連するCHOPとWFS1が、糖代謝(インスリン分泌とインスリン抵抗性の両面)および動脈硬化の双方から生活習慣病に対する影響があるため、CHOP,WFS1欠損マウスを用いてその分子機序について詳細に検討し、改善メカニズムを解明することを解析している。動物実験から得られた病態発症機序やその改善作用を物質レベルに還元すべく融合研究をさらに促進し、将来的には病院臨床試験推進センターでのシーズにつなげ、この研究で得あられた化合物の臨床で患者の治療に役に立つ薬になるように研究を展開したい。

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