東北大学
学際科学フロンティア研究所

新領域創成研究部

在職期間:2012.11-2018.3

瀧川 裕貴Hiroki Takikawa

助教人間・社会

メンター教員(当時)
教授
佐藤 嘉倫(大学院文学研究科)
研究分野 数理社会学
主な研究テーマ
  • 社会階層、社会ネットワーク、社会的不平等
所属学会 数理社会学会、日本社会学会、アメリカ社会学会、国際社会学会
研究概要  

私の専門領域は数理社会学という数理的手法を用いた社会現象のメカニズムの解明を試みる社会科学の一分野です。友人関係や尊敬、好悪、そして支配・被支配といった人と人とのつながり方のパターンがどのようにして形成されるか(これらをまとめて社会構造といいます。またこれらはしばしばネットワークによって表現することができます。)、そしてこうした人と人とのつながり方が各人の行動に対してどのような影響を及ぼすか、といった問題を、1)数理や計算機シミュレーションを用いて理論モデルを構築すること、2)調査データを始めとする様々なデータを統計的手法を用いて解析すること、を通じて解明することが主な目的となります。

より具体的な研究テーマとしては、例えば学校のクラスやギャングといった小集団において、自然に生じる人々の間のインフォーマルな階層制(ハイアラーキー)の生成を、数理モデルを用いて説明したり、現代日本社会における人々の職業を通じたつながり方を実証的に解明する統計的手法の開発を行ったりしています。このように、不平等が生じるメカニズムの解明やネットワーク上の隔離や孤立が生じるプロセスの検討を通じて、より平等で公正な社会のあり方を考えていくことを最終的な目標と考えています。

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