学際科学フロンティア研究所活動報告書_令和2年度
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1)令和2年度全領域合同研究交流会、全4回2)第5回 FRIS / DIARE Joint Workshop日 時(当初開催予定日):令和2年11月25日形 態:オンライン学際研主担当者:當真 賢二 准教授(先端基礎科学)新領域創成研究部の若手研究者が学際高等研究教育院(以下、教育院と呼ぶ)の博士および修士研究教育院生(以下、教育院生と記載)と連携しながら相互に切磋琢磨する取り組みを養賢プロジェクトと呼んでいる。養賢プロジェクトの中心的活動は平成26年度から開始した「全領域合同研究交流会」である。これは新領域創成研究部の若手研究者と教育院生が一堂に会し、すべての領域合同で研究の議論を行うセミナーである。教育院生に運営を任せることで、研究交流の場を作るトレーニングとなっている。若手研究者全員に参加日を割り当てることで、参加率が維持されている。教育院生の口頭発表を事前にチェックし、修正を促すことで当日のセミナーの質が高くなっている。当日の若手研究者と教育院生のポスター発表は双方に良い刺激を生んでいる。それに加えて、第5回FRIS / DIARE Joint Workshopを開催した。これは一度に多くの学際研、教育院のメンバーが参加する大規模なポスターセッションである。全領域合同研究交流会およびJoint Workshopは、Covid-19の国内感染拡大の影響により、オンラインで開催した。参加人数は今のところ激しく減ったりすることは起きていないが、オンラインでの学際交流を以前と同程度に活発に行うことは容易ではない。参加者からの要望に対応するため、教育院生の運営委員や学際研の企画部への負担が大きくなった。以下にイベントの実施内容をまとめる。日 時:令和2年10月〜令和3年1月 15時〜18時形 態:オンライン各回、若手教員、教育院生2、3名による口頭発表および約10名によるポスター発表。日 時:令和3年2月12日形 態:オンライン若手教員と全ての教育院生によるポスター発表、第6回東北大学若手研究者アンサンブルワークショップとの合同開催。また、本研究所の所属教員は、学内各部局における授業や基礎ゼミでの講義を通じて、学際研究教育および学際研究につながる基礎科目教育を実施している。基礎ゼミの一つは、新領域創成研究部の若手研究者10名によるオムニバス講義であり、学部1年生に様々な学問分野の楽しさ、学際研究の楽しさを伝えている。令和2年度における所属教員の講義リストを表6-4にまとめる。―42―6.8 学際高等研究教育院との連携および学際研究教育

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