学際科学フロンティア研究所活動報告書_令和4年度
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内容を企画している。令和4年度については、新型コロナウイルスの感染対策を講じながら、令和4年7月21、22日にハイブリッド形式(アクティブリゾーツ宮城蔵王、およびオンライン)で開催した。3件の招待講演、29件のポスター発表、パネル討論、自由討論が行われ、共同研究、研究環境などについて活発な議論や意見交換があった。参加者数は、TI-FRISフェロー24名を含めて65名であった。TI-FRIS/FRISシンポジウム各年度末に開催される成果報告会は令和4年度からシンポジウムとして開催することとした。本研究所所属教員および各種研究支援プログラムの研究代表者が成果報告を行い、また、学外からも学際的な研究に携わる研究者を招待して、活発な質疑応答や情報交換の機会としている。例年、研究発表には多くの質問やコメントが寄せられ、講演時間の他にも、休憩時間や懇親会などでも意見交換が行われている。令和2年度の成果報告会からTI-FRISのシンポジウムと合同開催としてきたが、令和4年度から名称をTI-FRIS/FRISシンポジウムとした。令和2、3年度は新型コロナウイルスの国内における感染状況を鑑みてオンライン会議形式としていたが、令和4年度は感染対策を施した上で令和5年2月13、14日にハイブリッド形式(東北大学片平さくらホール、およびオンライン)で開催した。その中で、TI-FRISのトップ研究者講座3件、学際研究講座1件、社会インパクト講座1件の各講演を本シンポジウムの招待講演とした。また、本研究所所属教員および各種研究支援プログラムの研究代表者の成果報告とTI-FRISフェローの研究紹介、情報交換会を通して、幅広い研究交流の場となった。参加者数は105名であった。学際研教員が開催した研究イベントまた、以下に研究所セミナー・講演会の開催情報をまとめる。1)第31回FRIS Hub Meeting /第15回TI-FRIS Hub Meeting「銀河の中心にいる超巨大ブラックホールを見る/How astronomers observe supermassive black holes」発表者:市川 幸平 助教(先端基礎科学)日 時:令和4年4月28日形 態:ハイブリッド2)第32回FRIS Hub Meeting /第16回TI-FRIS Hub Meeting「ナノ構造導入によるLEDの高性能化とマイクロLEDディスプレイへの応用/Increase of LED performance by introducing nanostructures and application to micro-LED displays」発表者:大音 隆男 助教(山形大学 大学院理工学研究科/TI-FRISフェロー)表6-8 令和4年度の研究イベント開催数49550.89―40―表6-8に令和4年度において学際研所属教員が主体となり開催した研究イベントの件数を示す。【 FRIS/TI-FRIS Hub Meeting 】計11回研究所セミナー・講演会教員1人当たり開催数教員数

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