■ 複合構造制御による磁性-誘電材料の研究■ 金属チタンのプラズマ酸化による骨伝導性インプラント材料の開発■ 環境・安全協調型セラミックス材料の開発6.活動実績本章に本研究所における2023年度の活動実績をまとめる。なお、2023年5月1日時点で、学際研を本務とする教員数は52名(先端学際基幹研究部7名、新領域創成研究部45名)、学際研以外を本務とする教員数は2名であった。本章では合計52名を2023年度の教員数として記載し、研究業績等にはその全員分を集計した。6.1 先端学際基幹研究部教員先端学際基幹研究部では、教員を各研究領域に配置し、それぞれに独自の観点から先進的な学際研究を推進している。教員は、自身の研究資源だけではなく、所内の各種支援プログラムを積極的に活用して、学内、学外の研究者らとともに随時必要な研究組織を構築し、新たな学問分野の開拓を目指している。本研究所では、各分野の教員が常に情報交換できるようなオープンスペースの研究環境を整備し、横断的研究課題の遂行と展開を図っている。先端学際基幹研究部の教員の研究テーマは、以下のとおりである。増本 博 教授 (物質材料・エネルギー)研究分野:無機材料物性学、薄膜プロセス工学、複合機能材料学主な研究テーマ:島津 武仁 教授 (情報・システム)研究分野:室温接合(原子拡散接合法)、薄膜成長、磁性薄膜主な研究テーマ:才田 淳治 教授 (先端基礎科学、企画部兼務)研究分野:非平衡材料学、材料組織学、金属物理学主な研究テーマ:笘居 高明 教授 (先端基礎科学)研究分野:材料・プロセス工学、ナノ材料科学、化学工学―15―■ 金属−セラミックス系ナノ複相構造薄膜材料の研究■ 原子拡散接合法による室温接合技術とデバイス形成■ 機能性薄膜の形成と電子デバイス応用■ ランダム構造金属材料の不規則性制御に関する研究■ ガラス構造合金の変形機構に関する研究■ 金属過冷却液体の安定化機構に関する研究■ ナノ構造物質の創製と物性評価に関する研究
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