東北大学_学際科学フロンティア研究所_2023年度活動報告書
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6.7.2 日韓交流プロジェクト2021年度より韓国Korea Basic Science Institute(KBSI)のPrincipal Researcher李 映昊氏の協力により、ソウル大学および建国大学との研究交流を行っている。2021年度には、ソウル大学薬学部、建国大学BK21事業とのワークショップをそれぞれ開催した。2022年度には、7月6日に本研究所、学際高等研究教育院、建国大学による研究交流会「KKU-FRIS/DIARE Joint Virtual Workshop for Students」がオンラインで開催された。また、9月30日に本研究所と建国大学グローカルキャンパスとの部局間協定を締結した。2023年度には、本研究所メンバーが今後の活動について議論を行った。6.8 学内学際研究の支援本研究所では、所内および学内に存在する学際研究のシーズを見出し、発展を支援している。以下に、各公募研究プログラムの概要、および採択課題についてまとめる。6.8.1 領域創成研究プログラム本プログラムでは、若手研究者による萌芽的異分野融合研究を支援するために、学内複数部局の准教授・助教の研究グループを対象に学内公募する。100万円/年、2年間の研究費支援として、2019年度まで各年度8〜10件程度を採択していたが、2020年度以降は各年度5件程度を採択することとした。本プログラムでは2019年度までは本研究所の所属教員が代表となる課題も含めて公募していたが、2020年度からは本研究所の所属教員が代表となる課題公募は、新たに学際研究共創プログラムとして実施することとした。【2022年度開始−2023年度終了課題:11件応募、6件採択】・熊谷 龍一 教育学研究科・准教授「大学の理系研究室運営に活用可能なメンタリングツールの開発」・吉川 貴子 医学系研究科・助教「神経発達障害の性差を生み出す脳発生プログラムの解明」・青木 英恵 工学研究科・講師「ナノマテリアルサイエンスを通じた女子高生に対する工学マインドの醸成」・丹藤 由希子 加齢医学研究所・助教「母体環境変化の影響を孫世代に伝える因子の同定」・船本 健一 流体科学研究所・准教授「細胞の代謝と機能変化を可視化する計測融合解析技術の創成」―39―氏名職位陳  育霆大学院生2024年12月10日2024年12月14日台湾藤原 英明特任准教授2024年 3月25日2024年 3月30日韓国馬渕 拓哉助教派遣開始日2024年 3月26日2024年 3月29日韓国派遣終了日派遣先国名派遣先機関名National Taipei University of Technologyテヒョンリサイクル株式会社視察テヒョンリサイクル株式会社視察用務内容学会・シンポジウム

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