東北大学_学際科学フロンティア研究所_2023年度活動報告書
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2.本研究所の概要2.1 目的本研究所の目的は、学内規程において「異分野融合による学際的研究を開拓し、及び推進するとともに、各研究科、各附置研究所及び高等大学院機構学際高等研究教育院との連携を通じて若手研究者の研究を支援することにより新たな知と価値を創出し、より豊かな人類社会の発展に貢献することを目的とする」と定めている。上記の目的を達成するため、具体的に図2-1に示す活動の3本柱を立てて活動している。それぞれの概要を以下に記す。•先端的学際研究の推進:さまざまな研究領域に先端学際基幹研究部の専任教員を配置し、それぞれが専門とする研究分野を中心に異分野を融合することで先進的な高度学際研究を国際的に推進し、新たな知と価値を創出する。•若手研究者の育成「学際尚志プログラム」:毎年、国際公募により全領域の若手研究者を学際科学フロンティア研究所新領域創成研究部の助教として採用し、学際的研究環境の下、全学の部局やメンターの協力を得て、研究主宰者(PI)として独立研究環境での世界トップレベル研究の推進とキャリアアップを支援することにより、次世代を担う高度な学際性と研究力を有する研究者を育成する。本研究所における若手研究者育成の取組みを図2-2に示す。•学内学際研究の支援:東北大学全体の若手教員が持つ、萌芽的であるが革新的・先導的で個性にあふれた次世代学際研究のシーズを発掘し、その支援を行うことで、新たな研究分野の創出を目指す。図2-1 学際科学フロンティア研究所の活動の3本柱―2―

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