東北大学
学際科学フロンティア研究所

有機化学

作業中の学生
 
モデルケース2:有機化学、天然物化学
  • 担当教員:工藤雄大先生
  • 研究領域:生命・環境
  • 研究内容:自然毒、微生物代謝産物の生物有機化学的研究

研究について教えてください。

有用化合物の生産を制御する微生物ホルモンに関する研究や自然毒を対象とする新規化合物の探索や同定などを行っています。

この研究において、AA学生はどのような役割を果たしているのでしょうか?

二次代謝産物の抽出や精製などの分析サンプルの準備を担当してもらっています。ほか、微生物培養やバイオインフォマティクス解析など多岐にわたる作業を担当してもらっています。危険が伴う作業はできるだけ行いません。

AA学生との研究の進展や成果について教えてください。

AAと一緒に30種類の細菌を分析しました。半年という短期間でできたのは、各AAが熱心に取り組んでくれたおかげだと思っています。多数のサンプルを解析することで新たな傾向を見つけることが出来ました。あるAA学生はプログラミングが得意なので、ソフトを使って700のゲノムデータを分析できるかどうかを聞いたところ、Pythonで自動分析コードを作成し大量のサンプルを分析してくれました。予想以上の働きで、大きな助けになりました。

どんなことを重視して学生を採用していますか?

勤務時間を安定して確保できるか、研究に対して興味を持っているか、基本的なコミュニケーション能力を持っているかです。知識や技能は採用後に身につけてもらえると思います。研究ワーク体験という位置づけですが、給与の発生する「仕事」なので、真剣に研究に取り組める人を採用したいと思っています。

お問い合わせ

下記にご連絡ください。

PAGE TOP