東北大学
学際科学フロンティア研究所

新領域創成研究部

塩見 こずえKozue Shiomi

助教生命・環境

メンター教員
教授
田村 宏治(大学院生命科学研究科)
研究分野 動物行動学、移動生態学、認知生態学
主な研究テーマ
  • 鳥類の帰巣行動の制約とメカニズム
  • 鳥類の帰巣パターンの進化プロセス
所属学会 日本バイオロギング研究会、動物行動学会
研究概要 『鳥類の帰巣行動を形成する外的・内的要因と進化プロセスの研究』

ミズナギドリやペンギンなど、一生の大半を海の上で過ごす鳥類の研究をしています。 繁殖期の海鳥は、巣を出発 → 海で餌を取る → 巣に帰る、を繰り返します。このような移動サイクルのうち、今は特に「海から巣へ帰る」部分に注目しています。種によっては1000 km以上離れた海域まで出かけていたり、どこから帰ってくるときにも決まった時間帯に巣に到着していたりと、海鳥が持つ時空間認知能力の高さが伺えます。しかし、移動パターンのメカニズムや制約についてはほとんど解明されていません。

水中や空中を動き回る鳥たちを自力で追いかけ続けることはできませんが、小型の記録計を動物の体に直接取り付けることによって移動経路や運動を遠隔記録し、海鳥の行動を解析することができます(=バイオロギング)。 これからの研究ではバイオロギングデータに形態やゲノムの情報も組み合わせることによって、

  • 何を手がかりに帰巣のタイミングとルートを選んでいるか
  • 何が帰巣のタイミングとルートの制約となっているか
  • どのようなプロセスで帰巣の時空間パターンが形成されてきたか

などの疑問に取り組みたいと考えています。

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