お知らせ
2024.07.23
令和6年5月25日(土)〜29日(水)、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアにて、学際科学フロンティア研究所新領域創成研究部の波田野悠夏助教が中心となって企画した展示「学際研究で蘇る東北の豪族
研究分野 | 生物規範型ロボティクス |
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主な研究テーマ |
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所属学会 | 計測自動制御学会、日本数理生物学会 |
研究概要 | |
動物は、生き残りをかけて、外敵から逃れ、食物や繁殖相手を探す。こうした生き生きとした振る舞いを見たとき、我々はそこに動物の優れた知能の存在を感じずにはいられません。私は、動物がいかにして自らを取り巻く状況を把握しながら目的にかなった行動を実現しているのか、動物の知能を生み出すからくりを理解することで、ロボットに生き物らしい知能を宿らせることを目指しています。 この目的を達成するため、本研究では動物の運動知能に着目しています。動物の行動の多くは、最終目的は違えど、環境を自在に移動する能力によって支えられています。この移動運動(ロコモーション)に内在する制御メカニズムを解き明かすことで、動物の根源的な知能の原理を抽出したいと考えています。具体的には、動物を用いた行動実験をもとに運動制御の仕組みを数理モデルとして記述し、その数理モデルをコンピュータ・シミュレーションやロボットに実装することで、動物同等の振る舞いが再現できるかを検証するアプローチで研究を進めています。 |