東北大学
学際科学フロンティア研究所

研究会等のお知らせ

学際科学フロンティア研究所後援 研究会「第1回 リンと生命の起源研究会」

2019年9月2日~9月3日

学際科学フロンティア研究所後援 研究会

第1回 リンと生命の起源研究会

DNAやRNA(リボ核酸)、 ATP(アデノシン三リン酸)の構成成分であるリンは、生命の必須元素である。
しかし、体内中のリンの存在度と宇宙空間におけるそれの間には大きな隔たりがある。例えば人体において、リンは水素原子に対する数密度比で0.4%を有する。一方で、宇宙でのリンの存在量(太陽組成比)は、10のマイナス7乗程度と極めて小さい。生命は、存在量の低い元素を何らかの理由であえて使ったのか、それともリンは生命誕生の現場にて都合良く濃集されていたのか。これは地球生命の起源に深く関わる謎といえる。
リンが生命誕生の必須条件であるかどうかを明らかにすることを最終目的として、本研究会ではリンの濃集をテーマにした学際的な議論を行う。
 
講演:
山岸 明彦(東京薬科大学 教授/ 生命科学)
古家 健次(筑波大学 助教 / 天文学)
冨永 望(甲南大学 教授/ 天文学)
飯塚 毅(東京大学 准教授/ 惑星科学)
古川 善博(東北大学 准教授/ 地球科学)
尾﨑 和海(東邦大学 講師/ 地球科学)
橋爪 秀夫(物質・材料研究機構 主任研究員/ 鉱物学)
杉浦 悠紀(産業総合研究所 研究員/ 鉱物学)
廣田 隆一(広島大学 准教授/ 生命科学)
三村 徹郎(神戸大学 教授/ 生命科学)
 
主催/
リンと生命の起源研究会組織委員会
後援/
連携型博士研究人材総合育成システム・北海道大学人材育成本部・東北大学学際科学フロンティア研究所・名古屋大学高等研究院、首都大学東京
 
日時:2019年9月2日(月)、9月3日(火)
会場:首都大学東京秋葉原キャンパス(千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階(1202))
 

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