東北大学
学際科学フロンティア研究所

研究会等のお知らせ

DIARE/FRIS Jont Workshop「声を届ける回路 Scientists and/as Citizens」

2020年2月28日 13時30分~

 
新型コロナウィルス(COVID-19)感染症への対策のためやむを得ず、開催を延期することと致しました。参加登録頂いた皆様にはご迷惑をおかけする事となり大変申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
開催日程が決まり次第、再度ご案内申し上げますので、多くの方にご参加頂ければ幸甚に存じます。
 

DIARE/FRIS Jont Workshop

声を届ける回路 Scientists and/as Citizens

要旨:
「自分は研究者だから政治はわからない」が、「政治家や文科省の学術政策が間違っている」という発言は大学人からよく聞かれる台詞である。
しかし、逆に自分の専門分野について無知な人から、「あなたの研究は間違っている」と発言をされた場合に、平静を保っていられる研究者はどの程度いるだろうか。
大学と学術を取り巻く環境の悪化はとどまる気配がない。大学も学術も社会に埋め込まれている存在であるのだから、その環境を変える手続きは政治である。しかし、大学人の多くは政治を忌避、あるいは無視しているのが現状だろう。
ただ不平不満を唱えるだけで終わるのではなく、正当な手続きで学術や大学をとりまく環境を変え、研究を社会に還元するために、われわれはまず学ぶことから始めねばならない。
そこで本シンポジウムでは、講演者にそれぞれの視点から、学術と政治について講演頂き、政治が学術と大学にもたらせること、学術と大学が社会に貢献できることについて理解を深めたい。パネルディスカッションでは、研究者と政治をつなぐ回路と、社会と大学をつなぐ回路を機能させるために、われわれにできることを議論したい。
 
どなたでも参加できます、参加ご希望の方は下記よりお申し込みください。
 
日時:2020年2月28日(金)13:30~18:45
 
第1部 講演
大草 芳江(NPO法人natural science理事)
「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて ~科学・技術教育の実践と今後の活動方針~」
標葉 隆⾺(成城大学文芸学部准教授)
「科学技術・学術研究の社会的基盤と科学技術政策」
川口 康平(香港科技大学ビジネススクール Assistant Professor)
「大学改革の『失敗』?:どう検証すればよいのか」

第2部 パネルディスカッション
「回路をつなぐために」
パネリスト:大草芳江、標葉隆⾺、川口康平、當真賢二(FRIS准教授)
ファシリテーター:田村光平(FRIS助教)
 
第3部 情報交換会(¥1,000)
 
主催/学位プログラム推進機構学際高等研究教育院(DIARE)
共催/学際科学フロンティア研究所(FRIS)
 
会場: 学際科学フロンティア研究所 1階 大セミナー室  MAP(G06)

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