トピックス
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受賞2015.03.23
高橋 佑磨 助教(新領域創成研究部) 「一般社団法人日本生態学会 第19回日本生態学会宮地賞」を受賞 高橋佑磨助教が平成27年3月20日に一般社団法人 日本生態学会の第19回日本生態学会宮地賞を受賞しました。本賞は、生態学に大きな貢献をしている当該学会の若手会員を表彰するものです。 氏の「遺伝的多様性の維持機構と生態的機能」に関する一連の独創的な理論・実証研究が評価されました。 関連ページ: 日本生態学会
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会議発表・論文・出版2015.03.06
泉 正範 助教(新領域創成研究部) 『Plant Physiology』に論文掲載 新領域創成研究部の泉正範助教は、本学農学研究科・石田宏幸准教授、及び本学生命科学研究科、東京理科大学の研究グループらと共同で、主要作物であるイネにおいて生きた植物体でのオートファジーの可視化に初めて成功しました。オートファジーとは、動物から植物、酵母といった真核生物に広く保存される細胞内分解系で、オートファゴソームと呼ばれる小胞により隔離した細胞の一部を分解場所である液胞へ輸送、分解し、派生する栄養成分を再利用するための機構です。泉助教は、緑色蛍光タンパク質(GFP)等を用いた細胞生物学的手法により、生きたイネの葉や根でのオートファジーの可視化に成功すると共に、植物特有の細胞内小器官である葉緑体が、オートファジーによって部分分解されることを直接証明しました。植物は、光合成を担う葉緑体に多量の栄養素を分配しており、古くなった葉の葉緑体成分を一度分解し、新しい葉や子実へ転流、再利用することで自身の成長を支えています。このようなリサイクル機構はイネの穀物生産とも密接に関わることが知られていましたが、実際に葉緑体を分解する機構の実体は長い間明らかでありませんでした。今回の成果によりオートファジーがイネ葉緑体の分解に関わることが証明され、今後イネの成長や栄養素リサイクルにおけるその重要性を明らかにしていく上で、重要な成果であると言えます。 この成果は、米国植物生理学会誌『Plant Physiology』への掲載が決定し、2015年2月25日より同誌オンライン版に公開されています。 掲載論文(Plant Physiology誌ウェブサイト): Izumi M et al. (2015) Establishment of monitoring methods for autophagy in rice reveals autophagic recycling of chloroplasts and root plastids during energy limitation. Plant Physiology (impact factor = 7.39) doi: http://dx.doi.org/10.1104/pp.114.254078. 関連ページ(東北大学サイト): 所属研究室 農学研究科
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研究会等のお知らせ2015.03.05
平成26年度成果報告会 [終了いたしました] ポスター(PDF) 場所:工学研究科青葉記念会館 4階 大研修室(口頭発表) 3階 レストラン四季彩(ポスターセッション) タイムスケジュール(PDF)
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研究会等のお知らせ2015.02.27
第7回学際科学フロンティア研究所セミナーのご案内(PDF) 「今日的な異分野融合への問い:思想と実践のあいだ。」 講師:宮野公樹 准教授(京都大学学際融合教育研究センター) 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室
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受賞2015.02.25
阿部英次郎さん(三木グループ修士課程1年) 「ElyT Workshop 2015, Best Poster Award」を受賞 先端学際基幹研究部の三木寛之准教授の研究グループの博士前期課程1年阿部英次郎さんは、2月18日から21日に宮城県松島町で開催された国際ワークショップ「ElyT Workshop 2015」にて、“Best Poster Award”を受賞いたしました。 発表題目:Ni-Mn-In Based Shape Memory Alloy Thin Plate for Energy Harvesting Devices 受賞日:平成27年2月20日
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受賞2015.02.24
泉 正範 助教(新領域創成研究部) 「Gordon Research Conference (GRC) on Chloroplast Biotechnology, Best Poster Award」を受賞 新領域創成研究部の泉正範助教が、平成27年1月18日から23日にアメリカ合衆国カリフォルニア州ベンチュラで行われた「Gordon Research Conference on Chloroplast Biotechnology」において、「Best Poster Award」を受賞しました。この会議は、植物や藻類における葉緑体機能の研究に携わる世界の著名な研究者が集まるもので、全ポスター発表の中で優れた発表3件に対して本賞が与えられました。 題目:Two types of autophagy for chloroplast degradation contribute to recycling of stromal proteins and quality control of entire chloroplast. 受賞日:平成27年1月22日
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研究会等のお知らせ2015.02.23
第6回学際科学フロンティア研究所セミナーのご案内(PDF) (兼 第448回東北大学大学院薬学研究科セミナー) 「がん組織の3次元的空間制御に基づく核酸ドラッグデリバリーシステムの 開発と課題」 講師:石田竜弘 教授(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部) 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室
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研究会等のお知らせ2015.02.18
第76回インフォーマルセミナーのご案内(PDF) 講師:川股隆行 助教(工学研究科) 場所:学際科学フロンティア研究所3階 交流スペース
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研究会等のお知らせ2015.02.03
平成26年度 全領域合同研究交流会(第8回)のご案内(PDF) 講師:井上壮志 助教ほか 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 平成26年度の開催日程(PDF)
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研究会等のお知らせ2015.01.29
第75回インフォーマルセミナーのご案内(PDF) 講師:梅田 実 教授(長岡技術科学大学) 場所:学際科学フロンティア研究所3階 交流スペース