トピックス
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研究会等のお知らせ2017.03.10
平成28年度後期 全領域合同研究交流会(第4回)のご案内(PDF) 発表者:中山 勝文 准教授(生命・環境)ほか 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について(28年度後期開催日程掲載)
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会議発表・論文・出版2017.03.06
高 俊弘 助教(新領域創成研究部) 『Cell Reports』に論文掲載、および報道発表 プレスリリース/2017年2月22日 新領域創成研究部の高 俊弘助教の研究グループは、太ると血糖値が高くなるメカニズムとして、肥満した脂肪細胞の小胞体ストレスが関与することを発見し、その分子メカニズムを解明しました。 食生活の欧米化にともない、肥満をともなう糖尿病患者は飛躍的に増加し、大きな社会問題となっています。肥満になると血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなり(インスリン抵抗性)、血糖値が上昇します。この「インスリン抵抗性」は、糖尿病のみならず、メタボリックシンドロームの基盤病態としても重要です。本研究で解明された分子機序は、糖尿病・メタボリックシンドロームに対する治療標的になるものとして、大いに期待されます。 本研究成果は、2017年2月21日午後4時(世界標準時、日本時間2月22日午前1時)Cell Reports誌(電子版)に掲載され、2月22日に本学よりプレスリリースされました。 本研究の成果は、植物科学分野において世界的に権威のある米国植物生理学会誌The Plant Cell online版に2017年1月25日に掲載され、1月30日に本学よりプレスリリースされました。 掲載論文: Toru Suzuki, Junhong Gao et al. "ER Stress Protein CHOP Mediates Insulin Resistance by Modulating Adipose Tissue Macrophage Polarity", Cell Reports, Volume 18, Issue 8, 2045-2057, DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.celrep.2017.01.076 プレスリリース: 東北大学
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会議発表・論文・出版2017.03.01
才田 淳治 教授(先端学際基幹研究部) 『Materials Letters』に論文掲載 学際科学フロンティア研究所 先端学際基幹研究部の才田淳治教授グループの教育研究支援者 の郭威博士は、複数の結晶相を反応析出させて強化した Cu-Zr-Al 金属ガラス 複合材料が、引張変形下で3段階の降伏現象を示すという特異な変形挙動を見いだし、科学誌 Materials Letters に発表しました。 金属ガラスはランダム原子配列のため、結晶材料のような転位による変形をしないことから通常広い弾性変形の後に、降伏することなく破断するという特徴があります。郭博士は Cu-Zr-Al 金属ガラスにTa元素を添加することで複数の種類の微細結晶相を反応析出させた高次複合材料を作製することに成功し、このような材料では、それぞれの結晶相に対応する降伏現象が材料全体の変形過程に現れるということを見いだしました。この成果は金属ガラスにおける新規な材料創製と構造制御法を提案するものです。 本成果は東北大学学際科学フロンティア研究所 学際研究促進プログラム「ランダム原子配列構造制御の基礎科学と新材料・新機能創成への融合展開」(平成26~28年度)の支援を受けて行った研究の一部です。 掲載論文: Wei Guo, Junji Saida:Triple-yieldable multiphase reinforced bulk metallic glass matrix composites under tension., Materials Letters, 191(2017)42-45 DOI: 10.1016/j.matlet.2017.01.043
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会議発表・論文・出版2017.03.01
才田 淳治 教授(先端学際基幹研究部) 『Science and Technology of Advanced Materials』に 論文掲載 学際科学フロンティア研究所 先端学際基幹研究部の才田淳治教授は、新領域創成研究部 山田類助教、大阪大学大学院基礎工学研究科 譯田真人助教および尾方成信教授 と共同で、金属ガラスの構造若返り現象を起こすメカニズムおよび条件を実験およびシミュレーション計算によって明らかにし、科学誌 Science and Technology of Advanced Materials に発表しました。 金属ガラスは長周期規則構造(結晶構造)をもたないランダム原子配列で、高強度、高硬度で広い弾性変形領域と低ヤング率(極めてたわみやすい)をもった特異な金属材料です。このようなガラス構造では、構造緩和と呼ばれる原子配列の微小な変化が生じて脆化することが問題となっていました。研究グループでは回復熱処理によってガラス構造を延性に富んだ未緩和構造に逆戻りさせる現象(構造若返り現象)を網羅的に調査し、その現象がβ緩和と呼ばれる低温緩和を起こす領域と密接に関係することを示すと同時に、構造若返りのための条件を明らかにすることに成功しました。この成果はランダム原子配列構造の物性解明という基礎学理の成果に加えて、金属ガラス材料の応用における革新的な構造制御法を提案するものです。 本成果は科学研究費補助金基盤研究A「局所不均質構造金属ガラスの応力状態と変形および動的構造遷移機構」(平成23~26年度)および東北大学学際科学フロンティア研究所 学際研究促進プログラム「ランダム原子配列構造制御の基礎科学と新材料・新機能創成への融合展開」(平成26~28年度)の支援を受けて行った研究の一部です。 掲載論文: Junji Saida, Rui Yamada, Masato Wakeda, Shigenobu Ogata:Thermal rejuvenation in metallic glasses., Science and Technology of Advanced Materials, 18(2017)152-162 DOI:10.1080/14686996.2017.1280369.
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受賞2017.02.22
児島 征司 助教(新領域創成研究部) 『日本農芸化学会2016年 B.B.B 論文賞』を受賞 受賞日/2017年2月9日 新領域創成研究部の児島征司助教は、公益社団法人 日本農芸化学会の2016年 B.B.B 論文賞を受賞しました。 B.B.B 論文賞は日本農芸化学会英文誌 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry に掲載された Regular Paper, Communication の中から特に優れていると認められた論文に授与されます。 受賞論文: Seiji Kojima, Kanako Hayashi, Saeko Tochigi, Tomonobu Kusano, Jun Kaneko & Yoshiyuki Kamio, "Peptidoglycan-associated outer membrane protein Mep45 of rumen anaerobe Selenomonas ruminantium forms a non-specific diffusion pore via its C-terminal transmembrane domain." DOI: 10.1080/09168451.2016.1194185
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研究会等のお知らせ2017.02.17
「人類社会における不平等の生成と発達」(PDF) 講演:寺嶋 秀明 教授(神戸学院大学)、関 雄二 教授(国立民族博物館) 主催/学際科学フロンティア研究所 会場:川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟 6F大ホール *MAP 川内キャンパス〔A-05〕 詳しくはwebサイトをご覧ください。 [ 入場無料・事前登録不要 ]
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研究会等のお知らせ2017.02.15
「加速器による短寿命RIの生成とその取扱い」 会場:東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 共催/短寿命RI供給プラットフォーム、 東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター、 東北大学電子光理学研究センター 協力/東北大学学際科学フロンティア研究所 詳細は、こちらをご覧ください 。
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研究会等のお知らせ2017.02.14
「次世代超大型望遠鏡がつなぐハワイと宇宙」(PDF) 会場:仙台市天文台 加藤・小坂ホール *MAP 司会:田中幹人(学際科学フロンティア研究所 助教) 定員:先着100名/高校生、一般の方、どなたでもご参加いただけます。 [ 入場無料・事前登録不要 ] 詳細は、こちらをご覧ください 。
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研究会等のお知らせ2017.02.13
FRIS Annual Meeting 2017/学際科学フロンティア研究所平成28年度成果報告会のご案内(PDF) 会場:片平キャンパスさくらホール 【詳細はこちら】
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研究会等のお知らせ2017.02.12
平成28年度後期 全領域合同研究交流会(第3回)のご案内(PDF) 発表者:鹿山 雅裕 助教(先端基礎科学)ほか 場所:学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について(28年度後期開催日程掲載)