トピックス
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受賞2019.02.15
曹 洋さん(増本グループ学術研究員) 『日本セラミックス協会 第57回セラミックス基礎科学討論会:国際セッション「Good Presentation Award」』を受賞 受賞発表日/2019年2月1日 増本研究室(先端学際基幹研究部・物質材料・エネルギー領域)の曹 洋さん(学術研究員)が、日本セラミックス協会 第57回セラミックス基礎科学討論会:2019年1月16~17日:仙台国際センター)において、「Good Presentation Award」を受賞しました。 本賞は、国際セッションの発表の中で、優れた内容の若手研究者に対して与えられる賞です。 この成果は、東北大学および電磁材料研究所の共同研究により得られたものです。 タイトル: Effect of Fe on tunneling magneto-dielectric responses in CoFe-MgF granular nanocomposites 受賞者名: 曹 洋 (増本研究室 学術研究員) 青木 英恵(新領域創成研究部・物質材料・エネルギー領域) 小林 伸聖 (電磁材料研究所、学際研客員教授) 大沼 繁弘 (電磁材料研究所) 増本 博(先端学際基幹研究部・物質材料・エネルギー領域)
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お知らせ2019.02.08
津村 耕司 助教(新領域創成研究部) NHK仙台放送局ラジオ第1『ゴジだっちゃ!』への出演 放送日/2019年2月13日(午後5:05放送) 学際科学フロンティア研究所の津村耕司助教は、NHK仙台放送局のラジオ第1の番組『ゴジだっちゃ!』(2月13日放送)に出演します。 - 前回の様子 - 前々回の様子 2ヶ月に1度のペースで出演している「津村満天堂」、今回のテーマは「太陽系の果て始原天体」です。 先日、出演者の津村も参加するOASES計画により、太陽系の果てに小さな小惑星を発見したという成果がプレスリリースされました。 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/01/press-20190125-02-KBO.html 今回は、この成果を中心にご紹介する予定です。 また、翌週(2/22)にせまった「はやぶさ2タッチダウン」についても紹介します。 ■ゴジだっちゃ!(番組ページ)
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研究会等のお知らせ2019.01.31
発表者: 伊達 裕人(情報科学研究科/情報・システム領域) 徳永 正之(工学研究科/生命・環境領域) 谷地村 敏明(情報科学研究科/物質材料・エネルギー領域) ほか 場所: 学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について
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会議発表・論文・出版2019.01.29
新領域創成研究部の津村耕司助教と市川幸平助教は、京都大学の有松 亘(ありまつ こう)研究員らとともに、沖縄県宮古島市にて実施した小型望遠鏡を用いた観測によって、太陽系外縁部「エッジワース・カイパーベルト」に惑星の形成材料である始原天体「微惑星」の生き残りと推定される極めて小さなサイズ(半径およそ1km)の天体を史上初めて発見しました。今回発見されたサイズの天体は太陽系外縁部に大量に分布していると推定され、彗星の供給源として70年以上前から存在が予見されていましたが、すばる望遠鏡などの巨大望遠鏡を用いても直接観測が不可能だったため発見例がありませんでした。 本研究成果は2019年1月28日(日本時間1月29日)発行の英国の科学専門誌『Nature Astronomy』オンライン版に掲載されます。 論文情報: K. Arimatsu, K. Tsumura, F. Usui, Y. Shinnaka, K. Ichikawa, T. Ootsubo, T. Kotani, T. Wada, K. Nagase & J. Watanabe, “A kilometre-sized Kuiper belt object discovered by stellar occultation using amateur telescopes”, Nature Astronomy (2019), DOI: 10.1038/s41550-018-0685-8 プレスリリース: 国立天文台 https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190129-kbo.html 京都大学 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/190129_1.html 神戸大学 http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2019_01_29_01.html 東北大学 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/01/press-20190125-02-KBO.html 東北大学理学研究科 http://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20190129-10060.html
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受賞2019.01.22
鹿野理子 助教 「平成30年度宮城県医師会医学奨励賞金賞」および「平成30年度東北大学医学部奨学賞金賞」を受賞 新領域創成研究部の鹿野理子助教は、「平成30年度宮城県医師会医学奨励賞金賞」および「平成30年度東北大学医学部奨学賞金賞」を受賞しました。 東北大学医学部奨学賞は、医学部および抗酸菌病研究所(現加齢医学研究所)の若手研究者の育成に資することを目的に昭和23年度に東北大学医学部と同窓会により制定された賞で、金賞は独創的かつ総合的業績で最近数年間に発表されたものが対象とされています。本賞は、原則として東北大学在籍者で、かつ東北大学で行われた医学研究業績の顕著な個人又はグループに贈られます。 医学部奨励賞: http://www.med.tohoku.ac.jp/enc/med/index.html 2018年度医学部奨学賞受賞者: http://www.med.tohoku.ac.jp/enc/med/latest.html 平成30年度東北大学医学部奨学賞の受賞者(中央が鹿野助教)
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受賞2019.01.22
米澤 元さん(島津グループ共同研究者) 『AiMES2018国際会議「Best Paper Award」』を受賞 受賞日/2018年10月4日 ECS等が主催するAiMES2018国際会議(2018年9月30日~10月4日、Cancun)の半導体ウエハ接合のシンポジウム※において、島津研究室(先端学際基幹研究部 情報・システム領域)共同研究者の米澤 元さんがBest Paper Awardを受賞しました。 本賞は、同シンポジウムの全講演の中から 3名だけが受賞したものです。 ※Symposium on Semiconductor Wafer Bonding: Science, Technology and Applications 14th 題目:「Atomic Diffusion Bonding for Optical Devices with High Optical Density」
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会議発表・論文・出版2019.01.16
FRIS経験者の青木英恵氏(FRIS助教)、有松唯氏(広島大助教)、井上千穂氏(FRIS技術職員)、津村耕司氏(FRIS助教)、當真賢二氏(FRIS准教授)、藤村維子氏(東北大男女共同参画推進センター特任講師)は、「東北大学学際科学フロンティア研究所『百科繚覧』編集委員会」を構成し、FRISの若手教員とDIAREの教育院生から6つの論考を集めてオムニバス形式の書籍を作成し、東北大学出版会から1月11日に刊行しました。6つの論考は、天文学、行動経済学、数学、植物栄養学、情報科学、FRISにおける異分野交流というテーマでそれぞれ自らの専門研究の魅力と学際的な展開の可能性を語っています。 本書タイトル『百科繚覧』は、色々な方向に発展していく沢山の学問分野を一覧する、という意味を込めた造語です。そしてVOL.1の趣旨は、読者に6つの論考を読んで様々な分野の考え方に触れてもらうことで、異分野交流を始めるキッカケをつかんでもらうことです。VOL.1のプロローグで詳しく論じていますが、異分野交流には少なくとも3つの意義があります。それは、(A)自分の研究課題の価値を見極める、(B)様々な思考方法を取り入れる、(C)社会全体の中で研究という活動のあり方を考える、ということです。これらは現代の学者が良い研究を行って新たな価値を創っていくために必要なことです。6つ紹介される研究には、これら3つの意義のどれかが活きていることがわかります。 学問の世界は細分化され、一人の研究者がその全貌を把握することが不可能なほど広大になりました。本書は、その中で若い研究者たちが異分野交流の意義や愉しさを示した、これまでになかったムーブメントです。VOL.2も東北大学出版会から出版される予定です。是非多くの人に読んでいただけたら幸いです。 《目 次》 序 佐藤正明 プロローグ 現代の研究に活きる学際的姿勢 當真賢二 第1章 宇宙の明るさを測る―木星からの天文観測を目指して 津村耕司 第2章 人口減少期の交通デザイン 山口裕通 第3章 曲面の平面地図を描く―擬等角写像とその応用 島内宏和 第4章 歴史から展望する農業の未来―微生物を利用した持続可能な農業を目指して 小西範幸 第5章 人間的(脳型)コンピューティングによる安全で快適な暮らしの実現に向けて 鬼沢直哉 第6章 分野の垣根を越えた融合に向けて―リサーチアドミニストレーターの視点から 藤村維子 エピローグ 青木英恵 【書籍情報】 東北大学学際科学フロンティア研究所『百科繚覧』編集委員会 編 書名:『百科繚覧 VOL.1』 発行:東北大学出版会 出版日:2019年1月11日 A5判/196ページ 3240 円(本体3,000円+税) ISBN978-4-86163-313-3 C3300 出版社サイト:https://www.tups.jp/book/book.php?id=391 #s3gt_translate_tooltip_mini { display: none !important; } #s3gt_translate_tooltip_mini { display: none !important; #s3gt_translate_tooltip_mini { display: none !important; }
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会議発表・論文・出版2019.01.09
新領域創成研究部の翁岳暄助教は、共著による書籍「Research Handbook on the Law of Artificial Intelligence」をイギリスのEdward Elgar Publishingより出版いたしました。 人工知能(AI)の分野は、過去20年間で飛躍的な進歩を遂げましたが、今もよりスマート化しつづけ、そしてより自律的になっています。この進歩は、AIアルゴリズムが「言論」として数えられるべきかどうか、AIが独占禁止法や刑法の下で規制されるべきかどうか、そしてAIが代理店法の下で代理人として見なされるのかなど、現在の法的原則に多くの課題を投げかけることになります。この本では、よりスマートになるAIの時代における法律の役割に関する米国ほか国際的な法律学者による見解など、分野の発展に重要な課題が述べられています。 書名:Edward Elgar Publishing 発行日:2018年12月 体裁:ハードカバー ISBN: 978 1 78643 904 8 https://www.e-elgar.com/shop/research-handbook-on-the-law-of-artificial-intelligence
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会議発表・論文・出版2019.01.09
我々が夜空を見上げた時、空に明るく輝いてある点々が存在し、そのほとんどは星であることを我々は知っています。では、X線で夜空を見てみるとどうなるのでしょうか。X線で最も多く輝いているのはもはや星ではなく、活動銀河核と呼ばれる種族です。これらは銀河の中心核に太陽の100万倍以上の質量を持つ超巨大ブラックホールが鎮座しており、周囲から落ち込むガスを高温に温めることで、X線で明るく輝いています。 新領域創成研究部の市川幸平助教は、国際的な研究グループBASS team*と協力して、X線で輝く活動銀河核の周りにあるダストの明るさを赤外線観測から求めることで、活動銀河核の周りがどの程度ダストによって覆われているのかを調査しました。その結果、ダストで覆われている領域は、X線で調査したガスで覆われている領域よりも小さいことがわかってきました。これは、ダストが溶けてしまうような内側の領域にもガスが非常に多く存在することを示唆しており、活動銀河核の周りは潤沢なガスで覆われていることで、ブラックホールの成長が促される贅沢な環境にいることがわかりました。 本研究は、北海道大学、東北大学、名古屋大学によるコンソーシアム「次世代研究者育成プログラム」の支援により行われ、その研究成果をまとめた論文が2019年1月2日「The Astrophysical Journal (ApJ)」のオンライン版に掲載されました。 * BASS surveyのwebsite: https://www.bass-survey.com/index.html 論文情報: Kohei Ichikawa, Claudio Ricci, Yoshihiro Ueda, et al., "BAT AGN Spectroscopic Survey - XI. The Covering Factor of Dust and Gas in Swift/BAT Active Galactic Nuclei", The Astrophysical Journal, 870, 31 DOI: 10.3847/1538-4357/aaef8f URL: http://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-4357/aaef8f/meta
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研究会等のお知らせ2019.01.07
発表者: 伊東 桂司 (情報科学研究科/情報・システム領域) 安井 浩太郎(工学研究科/生命・環境 領域) ほか 場所: 学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について