トピックス
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研究会等のお知らせ2020.01.30
新型コロナウィルス(COVID-19)感染症への対策のためやむを得ず、開催を延期することと致しました。参加登録頂いた皆様にはご迷惑をおかけする事となり大変申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 開催日程が決まり次第、再度ご案内申し上げますので、多くの方にご参加頂ければ幸甚に存じます。 DIARE/FRIS Jont Workshop 声を届ける回路 Scientists and/as Citizens 要旨: 「自分は研究者だから政治はわからない」が、「政治家や文科省の学術政策が間違っている」という発言は大学人からよく聞かれる台詞である。 しかし、逆に自分の専門分野について無知な人から、「あなたの研究は間違っている」と発言をされた場合に、平静を保っていられる研究者はどの程度いるだろうか。 大学と学術を取り巻く環境の悪化はとどまる気配がない。大学も学術も社会に埋め込まれている存在であるのだから、その環境を変える手続きは政治である。しかし、大学人の多くは政治を忌避、あるいは無視しているのが現状だろう。 ただ不平不満を唱えるだけで終わるのではなく、正当な手続きで学術や大学をとりまく環境を変え、研究を社会に還元するために、われわれはまず学ぶことから始めねばならない。 そこで本シンポジウムでは、講演者にそれぞれの視点から、学術と政治について講演頂き、政治が学術と大学にもたらせること、学術と大学が社会に貢献できることについて理解を深めたい。パネルディスカッションでは、研究者と政治をつなぐ回路と、社会と大学をつなぐ回路を機能させるために、われわれにできることを議論したい。 どなたでも参加できます、参加ご希望の方は下記よりお申し込みください。 ■Joint Workshop 参加登録 日時:2020年2月28日(金)13:30~18:45 第1部 講演 大草 芳江(NPO法人natural science理事) 「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて ~科学・技術教育の実践と今後の活動方針~」 標葉 隆⾺(成城大学文芸学部准教授) 「科学技術・学術研究の社会的基盤と科学技術政策」 川口 康平(香港科技大学ビジネススクール Assistant Professor) 「大学改革の『失敗』?:どう検証すればよいのか」 第2部 パネルディスカッション 「回路をつなぐために」 パネリスト:大草芳江、標葉隆⾺、川口康平、當真賢二(FRIS准教授) ファシリテーター:田村光平(FRIS助教) 第3部 情報交換会(¥1,000) 主催/学位プログラム推進機構学際高等研究教育院(DIARE) 共催/学際科学フロンティア研究所(FRIS) 会場: 学際科学フロンティア研究所 1階 大セミナー室 MAP(G06) 問い合わせ 学際科学フロンティア研究所 企画部(當真、橋本) @
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研究会等のお知らせ2020.01.28
※本イベントは、諸事情により開催中止となりました。 ご来場を楽しみにしていた皆様には誠に申し訳ございませんが、 何卒ご理解をいただけますようよろしくお願い申し上げます。 The 4th FRIS-TFC Collaboration Event Workshop on The heart of intracellular transport: membrane trafficking 学際科学フロンティア研究所では、2019年度の成果報告会に合わせまして、東北大学研究推進・支援機構知の創出センターと共同で「Workshop on The heart of intracellular transport : membrane trafficking」を開催いたします。 このワークショップでは、2013年ノーベル医学・生理学賞受賞者のRandy Schekman教授(UC Berkeley/Howard Hughes Medical Institute)をお迎えし、基調講演を行っていただく予定です。 大変貴重な機会ですので、ぜひ多くの皆様のご出席をいただければと思います。 日時:2020年3月12日(木)15:00~17:50 〔18:00~ Social Gathering〕 主催/東北大学 学際科学フロンティア研究所(FRIS) 東北大学研究推進・支援機構知の創出センター(TFC) 会場:東北大学片平さくらホール MAP(E01) [ 参加自由 ] 講演: Randy Schekman (Department of Molecular and Cell Biology, University of California, Berkeley / Investigator of the Howard Hughes Medical Institute / 2013 Nobel laureate in physiology or medicine) Akihiko Nakano (Deputy Director, RIKEN Center for Advanced Photonics) Yuta Amagai (Assistant Professor, IMRAM) Hiroki Ida (Assistant Professor, FRIS) Masaki Okumura (Assistant Professor, FRIS) 詳細はシンポジウムWebページをご覧ください。 問い合わせ 学際科学フロンティア研究所 事務室(橋本) @
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研究会等のお知らせ2020.01.28
発表者: 佐藤 悠司(工学研究科/情報・システム領域) 平山 千尋(生命科学研究科/生命・環境領域) 高橋 大輔(農学研究科/生命・環境領域) ほか 場所: 学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について
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会議発表・論文・出版2020.01.16
新領域創成研究部の山田類助教、先端学際基幹研究部の才田淳治教授らは、物質・材料研究機構(NIMS)の柴崎裕樹研究員(前 学際科学フロンティア研究所助教)らとの共同研究において、Zr50Cu40Al10金属ガラスに高圧熱処理を施し、回収したバルク試料の諸特性評価を行ったところ、超高密度のアモルファス状態が試料内部に形成されていることを明らかにしました。形成された試料の密度は、金属ガラス内に微細な結晶が部分的に析出した試料よりも依然高く、またそれが、優れた機械的特性を有していることが分かりました。今回の研究では、内部組織観察にX線、高分解能透過型電子顕微鏡観察を、また特性評価に、熱分析、密度測定、電気抵抗測定、破壊試験を行い、それらを通じて、「未見のガラス」の創製が予見されました。今後、形成された試料のガラス状態やランダム構造を詳細に評価することで、これまでに未観測の特異な状態が内部に形成されている可能性が考えられ、ガラスの学術研究に大きな知見を与えるものと考えられます。 本研究は、日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究[課題番号18H03829]、の支援を受けて実施されたもので、科学雑誌「NPG Asia Materials」に2019年12月6日に掲載されました。また、2020年1月15日に本学よりプレスリリースされました。 論文情報: Rui Yamada, Yuki Shibazaki, Yasuto Abe, Wookha Ryu and Junji Saida, "Unveiling a new type of ultradense anomalous metallic glass with improved strength and ductility through a high-pressure heat treatment", NPG Asia Materials (2019) 11:72 DOI: 10.1038/s41427-019-0175-1 https://doi.org/10.1038/s41427-019-0175-1 プレスリリース: 東北大学 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/01/press20200115-02-glass.html
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受賞2020.01.15
新領域創成研究部 Chrystelle Bernard 助教 The 16th International Conference on Flow Dynamics (ICFD2019) 「Best Presentation Award for Young Researcher」を受賞 新領域創成研究部のChrystelle Bernard助教(ELyTMaX研究員兼任)は、2019年11月6日〜8日に仙台国際センターにて開催された国際会議The 16th International Conference on Flow Dynamics (ICFD2019)において、口頭発表を行い「Best Presentation Award for Young Researcher」を受賞しました。受賞対象となった研究は、ELyTMaXにおける研究プログラムの一環として実施されました。 発表タイトル: Investigation of the Thermal Behavior of Inflight Polymer Particle during Cold-Spray Process 受賞日:2019年12月3日 会議ウェブサイト: http://www.ifs.tohoku.ac.jp/icfd2019/index.html 受賞情報: http://www.ifs.tohoku.ac.jp/icfd2019/images/Best_Presentation%20Award_for_Young_Researcher.pdf ELyTMaXについて: http://www.elyt-lab.com/en/content/elytmax-umi-3757
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研究会等のお知らせ2020.01.10
FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度8月を除く毎月第4木曜日に開催しています。これまで参加者はFRIS内の研究者を対象としていましたが、2019年12月より、対象を東北大学の研究者、学生へと広げました。 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。 第10回 FRIS Hub Meeting 日時:2020年1月23日(木)11:00-12:00 発表者:田村 光平 助教(新領域創成研究部/人間・社会) 発表タイトル:文化の「進化」(Culture Evolves) 場所:学際科学フロンティア研究所 1階 大セミナー室 FRIS Hub Meetingについて
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研究会等のお知らせ2020.01.07
発表者: 吉崎 昂(理学研究科/先端基礎科学領域) 袴田 祐基(農学研究科/生命・環境領域) 石﨑 裕也(工学研究科/物質材料・エネルギー領域) ほか 場所: 学際科学フロンティア研究所1階 大セミナー室 ■全領域合同研究交流会について
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受賞2020.01.06
木村 萌さん(増本グループ博士1年) 令和元年度 日本セラミックス協会 東北北海道支部研究発表会 「優秀発表賞」を受賞 増本研究室(先端学際基幹研究部・物質材料・エネルギー領域)の木村 萌さん(博士1年)が、 「令和元年度 日本セラミックス協会 東北北海道支部研究発表会(2019年11月9日:新潟大学)において、「優秀発表賞」を受賞しました。 本賞は、全発表の中で、優れた内容の発表に対して与えられる学会賞です。 この成果は、東北大学および電磁材料研究所の共同研究により得られたものです。 タイトル: 差動圧力スパッタ法により作製したCo-SrTiO3系ナノ複相薄膜におけるトンネル磁気-誘電効果の発現 受賞者名: 木村 萌(増本研究室 博士1年) 曹 洋 (新領域創成研究部・物質材料・エネルギー領域) 青木 英恵(新領域創成研究部・物質材料・エネルギー領域) 小林 伸聖 (電磁材料研究所、学際研客員教授) 大沼 繁弘 (電磁材料研究所) 増本 博(先端学際基幹研究部・物質材料・エネルギー領域) 受賞日: 2019年11月09日 写真:左から5番目:木村萌 氏、6番目:垣花眞人 支部長
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会議発表・論文・出版2019.12.27
ホイスラー合金は磁性・スピントロニクス材料、熱電材料、形状記憶合金などとして精力的に研究されている物質群ですが、小嶋隆幸助教はこれを触媒に応用する研究に取り組んでいます。 水素エネルギー社会において、水素を安全に貯蔵・輸送する形態としてメタノール(CH3OH)は候補の一つであり、メタノールから水素を取り出して利用するためには水蒸気改質という反応(CH3OH + H2O → 3H2 + CO2)が有効です。 様々な種類のホイスラー合金を触媒としてこの反応を行ったところ、既報を超えるような特性は示しませんでしたが、反応中に様々な構造変化を示し、構成元素の組み合わせによる構造変化と触媒特性の傾向が明らかになりました。この結果、ホイスラー合金は優れた複合機能触媒を作製するための前駆体としても利用できる可能性が示されました。 論文情報: Takayuki Kojima, Satoshi Kameoka, An-Pang Tsai, “Catalytic properties of Heusler alloys for steam reforming of methanol”, ACS Omega, 4 (2019) 21666–21674. DOI:10.1021/acsomega.9b01837 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsomega.9b01837
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受賞2019.12.27
新領域創成研究部 小嶋隆幸 助教 「青葉工学研究 奨励賞」を受賞 小嶋隆幸助教が、第25回 青葉工学研究奨励賞を受賞しました。 研究業績「ホイスラー合金の応用による貴金属フリー触媒の発見および触媒機能チューニング」 受賞日:2019年12月6日 本賞は、工学または工業技術の分野において特に優れた研究業績をあげ、研究者としての発展・将来性が期待される宮城県内の若手研究者に贈られます。 http://www.aoba-found.or.jp/about/rule13.html