トピックス
-
お知らせ2022.06.01
新領域創成研究部の奥村正樹准教授の研究テーマが、東北大学発ベンチャー起業支援プログラムである「令和4年度第1回東北大学ビジネス・インキュベーション・プログラム(BIP)」に採択されました。 BIPは事業化の意志を持つ研究者を対象に社会的インパクトのある研究成果の事業化・実用化を支援するプログラムで、平成25年7月開始以降、これまで79件が支援を受けており、そのうち25件がベンチャー企業の設立に繋がっています。BIPの支援により持続可能で心豊かな社会の創造に貢献できる技術などを活用したビジネスの創出が期待されています。 奥村准教授の採択テーマは次の通りです。 「新興感染症に対峙する選択的ジスルフィド結合切断の開発事業」 情報掲載ページ: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/05/press20220530-01-BIP.html
-
研究会等のお知らせ2022.05.24
オンライン開催 2022年度 FRIS/TI-FRIS Life Science Seminar(全12回) / オンライン開催 昨年度に引き続きFRIS/TI-FRIS 共催のもと、学際研の有志がオーガナイザー(座長)となり、生命・環境の研究に関するセミナーシリーズを企画しました。 学際研究を推進する上で「皆にぜひ紹介したい」「異分野連携の推進が望める」といった、各オーガナイザー肝煎りの講師陣です。 今年度は異分野の生物学的研究トピックに幅を広げています。興味のある方は、ぜひご聴講ください。 参加方法:各回の「参加登録」よりご登録ください。 ※Vol. 3以降の参加登録は、受付開始までお待ちください。受付開始はFRIS Webサイトにてお知らせいたします。 Vol. 3 開催日:7月11日(月) オーガナイザー(座長):塩見こずえ 講師:早水桃子 先生(早稲田大学) 『進化の系統樹と系統ネットワークに関する組合せ論への招待』 Vol.3への 参加登録はこちらから Vol.3へのオンライン参加を希望する場合は、上記参加登録と合わせてこちらにもご登録ください。 ※新型コロナウイルスの感染状況によっては、感染拡大防止の観点から、オンサイト参加対象の制限、上限の変更等が生じる場合もございますので、ご理解願います。 【今後の予定】 ※今後の参加登録は、受付開始までお待ちください。受付開始はFRIS Webサイトにてお知らせいたします。 Vol. 4 2022年9月9日(金) オーガナイザー:楠山譲二 前川知樹 先生(新潟大学) 『口腔組織修復・骨再生とセノリティック薬剤展開』 Vol. 5 2022年9月22日(木) オーガナイザー:奥村正樹 森英一朗 先生(奈良医科大学) 『生物学的相分離の駆動と制御』 Vol. 6 2022年10月5日(水) オーガナイザー:佐藤伸一 口丸高弘 先生(自治医科大学) 『細胞間相互作用の光標識技術を使った疾患メカニズムの解析』 Vol. 7 2022年10月18日(火) オーガナイザー:工藤雄大 瀬戸義哉 先生(明治大学) 『根寄生雑草の種子発芽を制御する微生物代謝物の探索』 Vol. 8 2022年11月11日(金) オーガナイザー:安井浩太郎 風間北斗 先生(理化学研究所) 脳は如何に匂いの価値を認識するのか?-情報処理と神経回路メカニズム- Vol. 9 2023年1月13日(金) オーガナイザー:岡本泰典 小嶋良輔 先生(東京大学) 『合成生物学的手法による細胞外小胞の包括的理解と発展的利用』 Vol. 10 2023年1月26日(木) オーガナイザー:常松友美 高橋阿貴 先生(筑波大学) 『攻撃行動の神経生物学:背側縫線核の役割』 Vol. 11 2023年2月9日(木) オーガナイザー:千葉杏子 仁田亮 先生(神戸大学) 『クライオ電子顕微鏡で見る医学・生命科学』 Vol. 12 2023年2月16日(木) オーガナイザー:丹羽伸介 古田健也(情報通信研究機構) 『モータータンパク質とそのシステムをいじり倒して理解する』 主催:東北大学 学際科学フロンティア研究所(FRIS)、学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS) お問い合わせ TI-FRIS事務局 @
-
受賞2022.05.23
新領域創成研究部の石井琢郎助教が、公益社団法人日本超音波医学会第95回学術集会において、第23回奨励賞を受賞しました。 本賞は超音波医学の発展に寄与するにたる活躍をしている若い研究者を表彰するために授与されるものです。 受賞日:令和4年5月21日 受賞対象: 尿道内排尿流動態の可視化を実現する高速ベクターフローイメージングシステムの開発 公益社団法人日本超音波医学会第23回奨励賞について https://www.jsum.or.jp/committee/awards/boshu.html
-
受賞2022.05.23
新領域創成研究部の市川幸平助教は、公益財団法人インテリジェント・コスモス学術振興財団『第21回インテリジェント・コスモス奨励賞』を受賞しました。 本賞は、科学技術分野において独創的で優れた研究テーマを持つ、将来有望な若手研究者及び、東北の産業支援に貢献する優れた研究者・グループに対して授与されます。 受賞対象の研究テーマ: 千年を超える超長期時間変動を用いた超巨大ブラックホールの観測 授与式:2022年5月9日 受賞に関するウェブサイト: http://www3.ic-net.or.jp/~incos/award/award21.html
-
研究会等のお知らせ2022.05.23
教育院生及び学際研関係者以外の方で参加をご希望の方は下記のフォーム(https://forms.gle/ERCks98F92NB9U139)から申し込みをお願い致します。 追って参加方法等についてご連絡致します。 参加申込フォーム:https://forms.gle/ERCks98F92NB9U139 ※参加には東北大メールが必要となりますので予めご確認下さい。 日時:5月24日 (火) 13:30~ ※学内限定とさせて頂きます 発表者: ・高橋 祐人(博士教育院生/農学研究科/生命・環境領域) ・伊藤 健太郎(博士教育院生/環境科学研究科/デバイス・テクノロジー領域) ・千葉 杏子(学際科学フロンティア研究所/助教/生命・環境領域) ほか 場所: オンラインセミナー(Zoom) R4前期第1回抄録集.pdf ■全領域合同研究交流会について
-
研究会等のお知らせ2022.05.20
ハイブリッド開催 FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度8月を除く毎月第4木曜日に開催しています。これまで参加者はFRIS内の研究者を対象としていましたが、2019年12月より、対象を東北大学の研究者、学生へと広げました。 また、2021年1月からは学際融合東北拠点のTI-FRIS Hub Meetingと合同で開催しています。 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。 【TI-FRISは、弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学、三菱総合研究所によるコンソーシアム事業です。】 第32回 FRIS Hub Meeting(TI-FRIS Hub Meetingとの合同開催) 日時:2022年5月26日(木)11:00-12:00 開催方式:ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室) ※オンサイト参加は当面はFRIS教員及びTI-FRISフェローに限定させていただきます。 ※新型コロナウイルスの感染状況によっては、感染拡大防止の観点から、 日時の変更、オンラインのみの開催等、変更が生じる場合もございます。ご理解願います。 オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。 オンライン参加者 申し込みフォームよりご登録ください。 発表者: 大音 隆男 助教(山形大学大学院理工学研究科/TI-FRISフェロー/物質材料・エネルギー) 発表タイトル: ナノ構造導入によるLEDの高性能化とマイクロLEDディスプレイへの応用 (Increase of LED performance by introducing nanostructures and application to micro-LED displays) 要旨: LEDは光の三原色が達成されて以来、応用分野が大きく広がり、社会の発展に貢献してきた。可視光LEDは窒化物半導体のInGaNで作製されているが、長波長化に伴って発光効率が大きく低下し、解決が社会的に求められている。ナノ構造の導入はこの問題を解決するための手法として期待されている。本発表では、LEDの基礎的なデバイス特性について説明した後、半導体や金属のナノ構造によるLEDの高効率化・高機能化について議論する。また、次世代のディスプレイとして期待され研究開発が盛んに行われているマイクロLEDディスプレイへの応用展開についても紹介する。 ◆FRIS Hub Meetingについて
-
お知らせ2022.05.11
新領域創成研究部の鈴木博人助教の研究課題が、量子科学技術研究開発機構-東北大学マッチング研究支援事業の研究支援プログラムに採択されました。 このプログラムの支援の下、両機関の研究者が協働し、次世代放射光施設の性能を活用した連携研究を推進します。これにより新たな放射光計測技術の開発や新分野への応用を開拓するとともに、放射光科学分野の若手人材育成に資することが期待されています。 鈴木助教の採択課題は、次の通りです。 「外場下・空間分解 RIXS による量子物質の相競合の解明」 情報掲載ページ: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/04/press20220427-02-quantum.html https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20220427_02web_quantum.pdf
-
研究会等のお知らせ2022.05.02
ハイブリッド開催 2022年度より、FRIS/TI-FRIS 共催のもと、材料・デバイス研究に関するセミナーシリーズを開催します。 材料・デバイス分野を主な研究の場とするスター研究者を招待し、最新のトピックを中心に研究紹介をしていただきます。 セミナーを通じた学内外研究者間の交流活性化を重視し、可能な限りハイブリッドでの開催を企画してまいります。 興味のある方はぜひご聴講ください。 東北大学およびTI-FRIS参画大学の皆様のご参加をお待ちしております。 開催日時: 2022年5月17日(火)13:00-14:00 会場: オンライン(Zoom) および、学際科学フロンティア研究所セミナー室(講師、TI-FRISフェロー、FRIS教員、東北大学関係者のみ)のハイブリッド開催 (ただし状況によりオンライン会議のみとなることがあります) 講演者: 伊澤誠一郎 先生(分子科学研究所) 講演タイトル: 「有機半導体界面を利用した光機能・デバイスの創出」 オーガナイザー:上野裕(学際科学フロンティア研究所) 主催: 学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS) 東北大学 学際科学フロンティア研究所 参加対象者: 東北大学およびTI-FRIS参画大学(弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学)の教職員、学生 参加申込方法:申込フォームよりご登録ください。 ※Material Science Seminar 今後の開催予定 Vol.02 / 2022. 07 Vol.03 / 2022. 09 Vol.04 / 2022. 11 Vol.05 / 2023. 01 Vol.06 / 2023. 03 お問い合わせ先: 上野裕(学際科学フロンティア研究所) hiroshi.ueno.d5*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
-
研究会等のお知らせ2022.04.26
ハイブリッド開催 第26回学際科学フロンティア研究所セミナーには、進化と個体群動態の相互作用という研究分野を切り拓いたのみならず、保全生態学や、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の研究と社会実装にも取り組んでおられる吉田丈人准教授(総合地球環境学研究所/東京大学大学院総合文化研究科)をお招きし、Eco-DRRの社会実装に取り組むことになったきっかけや、社会実装の過程におけるさまざまなステークホルダーとの協働のご経験についてご講演いただきます。 本セミナーは、学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブTI-FRISの社会インパクト講座を兼ねて開催されます。この講座では、若手研究者の社会性(社会と連携して研究成果を社会実装できる力)の強化をサポートする取り組みの一つとして、自身の研究が社会に及ぼしうる影響について多角的に構想し、他の関係者に伝え、実装を目指し多様な関係者を巻き込むスキルの修得を目指します。 東北大学およびTI-FRIS参画大学の皆様のご参加をお待ちしております。 開催日時: 2022年5月26日(木)14:30-16:00 会場: オンライン(Zoom) および、学際科学フロンティア研究所セミナー室(講師、TI-FRISフェロー、FRIS教員、東北大学関係者のみ)のハイブリッド開催 (ただし状況によりオンライン会議のみとなることがあります) 講演者: 吉田丈人 准教授(総合地球環境学研究所/東京大学大学院総合文化研究科) 講演タイトル: プランクトンの研究は社会の未来可能性にどうつながるのか? 〜研究と社会をつなぐ一生態学者の経験談〜 講演内容: 「社会インパクトにつながった具体例を知りたい」との講演依頼をお受けし、あくまでも一つの事例として、個人的な経験をご紹介します。私の研究歴は、プランクトンの個体数変化や群集動態といった基礎生態学のテーマから始まりました。現在もその研究は続けていますが、十数年前からは、生態系や生物多様性の保全と活用に関する応用的な研究と、社会の多様な関係者と連携した実践にも取り組んでいます。現在に至る過程と今後の方向性についてお話ししつつ、多様なあり方が想定される社会インパクトについて、皆さんと議論したいと思います。 講演者プロフィール: 福井県出身。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は、生態学・陸水学。 生物や生態系に見られる多様性や複雑性を解き明かす研究と、人と自然のかかわりの理解とその持続可能性についての研究・実践に取り組む。 編著書に、「実践版!グリーンインフラ」(共編著・日経BP)、「地域の歴史から学ぶ災害対応」(共著・総合地球環境学研究所)、「プランクトンのえほん」(監修・ほるぷ出版)など。 言語:日本語 主催: 学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS) 東北大学 学際科学フロンティア研究所 参加対象者: 東北大学およびTI-FRIS参画大学(弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学)の教職員、学生 参加申込方法: 申込フォーム https://forms.gle/KDfXozYzuuLL58M6A よりご登録ください。 参加申込締切: オンサイト参加/2022年5月16日(月)正午 オンライン参加/2022年5月25日(水)正午 お問い合わせ先: 学際科学フロンティア研究所 鈴木一行、藤原英明 ura*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
-
研究会等のお知らせ2022.04.22
ハイブリッド開催 クライオ電子顕微鏡を用いた膜輸送体タンパク質の構造生物学的研究 クライオ電顕による蛋白質の構造解析における最新の知見について、国外の動向も踏まえ、ストックホルム大学 松岡礼 博士にご紹介いただきます。 オンラインへの参加ご希望の方は、登録不要で参加できますので、 時間になりましたらZoom会場へ入室してください。 日時:2022年4月26日(火) 13:30~15:00 online会場:Zoom https://zoom.us/j/99531993253?pwd=a0dQM0UwNzBrcUJEU1JJcXhUdkVPQT09 onsite会場:片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟 104・105 講義室 主 催:東北大学 生命科学研究科 共 催:東北大学 学際科学フロンティア研究所/ 文部科学省 令和 3年度科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B)「 遅延制御超分子化学」 オーガナイザー・連絡先:奥村正樹 @ 講演者: 松岡礼 博士(ストックホルム大学)