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シニアアドバイザー 末光眞希名誉教授 サイエンス・デイ オブ ザ イヤー2023「ベストプレゼンター賞(賞創設者の部)」を受賞
2023.12.01
学際科学フロンティア研究所のシニアアドバイザー 末光眞希名誉教授が、サイエンス・デイ オブ ザ イヤー2023にて「ベストプレゼンター賞(賞創設者の部)」を受賞いたしました。
「ベストプレゼンター賞」は、サイエンス・デイAWARD賞創設者による表彰コメントをもとに、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に助けとなる者に与えられる賞です。
授賞式は、2023年8月21日に、東北大学「知の館」で行われました。
シニアアドバイザー 末光眞希名誉教授 受賞コメント
このたびは素敵な賞をいただき、心から嬉しく思っています。
文理融合と言うと少し構えてしまいますが、私たちの社会はみんな文理融合で動いています。審査員の野家先生がコメントされたように、サイエンスの語源となるラテン語は「知る」と言う意味で、人文科学も含んでいました。それが日本ではいつの間にか、サイエンス=理系=自然科学、となってしまいました。もったいないことです。
サイエンスは理系、という考えを脇に置き、文の中の理、理の中の文を探す楽しみを見つければ、私たちの社会はずいぶんゆたかになることでしょう。
今回、受賞された東北大学文学部言語学研究室の皆さんは、言語学という文系学問分野において、スペクトログラム分析という数学を用いることで音声が視覚化され、そのことで言葉の働きを調べられることをお示しくださいました。理科好きのお子さんが、こうした展示を通して文学部に進まれるとしたら、とても素敵なことですね。
左:シニアアドバイザー 末光眞希名誉教授
(Copyright/ 特定非営利活動法人 natural science)
関連リンク:
サイエンス・デイ オブ ザ イヤー2023贈賞式
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