東北大学
学際科学フロンティア研究所

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佐藤伸一助教、岡本泰典助教の研究グループ、『ChemCatChem』誌(オンライン版)に総説論文掲載

2024年1月12日『ChemCatChem』誌(オンライン版)に論文掲載

2024.01.17

東北大学学際科学フロンティア研究所のZhengyi Liu博士、佐藤伸一助教、岡本泰典助教が共同で、タンパク質の化学修飾に使用可能な光触媒の構造とその反応特性に関する包括的な調査を行い、その成果を総説としてまとめました。
 
タンパク質を化学的に修飾する技術は、新しい創薬モダリティの開発や生体内のタンパク質相互作用の解析において重要です。特に近年では、温和で制御しやすい外部刺激である可視光を駆動力とする反応制御が注目を集めています。この論文では、反応のメカニズムと触媒構造を基にして系統的に分類し、光触媒を用いたタンパク質修飾法について概説し、その応用性と今後の展望について議論しています。
 
 
論文情報:
タイトル:Photocatalytic Structures for Protein Modifications
著者:Zhengyi Liu, · Yasunori Okamoto, · Shinichi Sato
掲載誌:ChemCatChem
DOI: 10.1002/cctc.202301424
URL: https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cctc.202301424
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