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3Dプリンターとロボットアームで実験を自動化 東北大学学生発スタートアップのQueeenBと東北大学がラボオートメーションの共同研究を開始
2024.07.01
研究者はその研究時間の大半を繰り返しの単純作業に費やしているとも言われており、イノベーションを鈍化させる大きな課題となっています。この課題を乗り越えるべく製薬企業を中心に昨今進められているのが、ロボティクス技術を生かした実験の自動化「ラボオートメーション」です。しかしながら現在のソリューションはその価格と柔軟性に課題があります。
このたび、東北大学の学生発スタートアップである株式会社QueeenB(本社:宮城県仙台市/代表取締役CEO:根本一希)と東北大学学際科学フロンティア研究所(所在地:宮城県仙台市/所長:早瀬敏幸)は、ラボオートメーション分野における共同研究を開始しました。共同研究では、3Dプリンターとロボットアームを活用した安価かつ柔軟なラボオートメーションの実現を目指します。ロボットアームの制御の最適化や3Dモデル構造、強度、素材の選定などの未検証の課題に取り組みます。開発には東北大学の有志の学生団体LaboRobo(代表:稲川雅也)も携わります。実験の最前線にいる学生だからこその気づきを活かして未来の研究開発をデザインし、多くの学術機関、研究機関、企業研究所でのラボオートメーションの導入を目指します。
株式会社QueeenB:
https://queeen-b.com
https://queeen-b.com
LaboRobo:
https://laborobo.jp/shop/
https://laborobo.jp/shop/