東北大学
学際科学フロンティア研究所

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『Advanced Engineering Materials』誌に論文掲載

2004年11月1日『Advanced Engineering Materials』誌に論文掲載

2024.11.08

東北大学 学際科学フロンティア研究所 才田淳治教授と金属材料研究所 山田 類助教、ソウル国立大学 Ryu Wook Ha博士らの共同研究グループは、独自に開発した急速加熱冷却 装置を用いて、Zr50Cu40Al10バルク金属ガラスの緩和状態を3次元的に傾斜形成させることに成功しました。この成果は、これまで制御が難しかった金属ガラスの緩和状態を戦略的にデザインして作製することで、目標とする特性を発現させることができる可能性を示しており、今後の同材料の工業的応用に有用な知見を与えるものと考えられます。
本研究は、科学研究費補助金 基盤研究A(18H03829および23H00228)、基盤研究C(21K04899)および学際科学フロンティア研究所 「学際研究促進プログラム」の支援を得て行われました。

論文情報:
タイトル:Creation of a 3D Glassy State by Thermal Gradient Treatment in a Monolithic Metallic Glass
著者:Rui Yamada, Ryu Wook Ha, Haruka Isano, Tomohiro Yoshikawa, Junji Saida
掲載誌:Advanced Engineering Materials, (2024)2401517
DOI: doi.org/10.1002/adem.202401517
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