東北大学
学際科学フロンティア研究所

トピックス

大船渡森林火災の被害木活用へ ―中安祐太助教らによる活動が複数メディアで紹介―

2025.08.27

学際科学フロンティア研究所の中安祐太助教(人間・社会領域)は、未利用資源を活用した材料開発やエネルギー自給を軸とするエコライフスタイルの確立を目指し、独創的な学際研究を展開しています。このたび、中安助教が参画する大船渡山林火災の被害木の利活用へ向けた活動が複数メディアで紹介されました。
 
2025年2月に発生した同山林火災では、国内最大規模となる約3370ヘクタールが被害を受けました。被災した山林の復旧には、焼け焦げるなどの被害を受けた被害木の活用が課題とされています。
 
この課題の解決へ向けて、林業関係者、大学、県などが協力し、被害木活用へ向けた調査活動が行われました。地球環境の変化により、今後国内でも大規模な山林火災の発生が懸念される中、今回の取り組みは、災害復旧と資源循環の両面において重要な知見を提供するものとして注目されています。中安助教は、「建築資材としての活用可能性を確認し、(資材として)活用できない場合でも、どのような活用方法があるのかを考えていきたい」とコメントしました。
 
 
PAGE TOP