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許勝助教、MITテクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2025」に選出
受賞発表日:2025年11月25日
2025.11.27
新領域創成研究部の許勝助教が、MITテクノロジーレビュー[日本版]主催のアワード「Innovators Under 35 Japan 2025」において、未来を創る35歳未満のイノベーターに選出されました。
許勝助教:−269℃の極低温でも安定して機能。宇宙探査を支える新合金を開発
許勝助教は、極限環境である宇宙環境にも適応する「次世代宇宙材料」の研究を行っています。許勝助教が開発した−269℃の極低温から室温を超える領域で安定して機能する「チタン・アルミニウム・クロム(Ti–Al–Cr)系超弾性合金」は、宇宙空間や月・火星表面のような極低温・過酷環境下において、従来の金属では困難だった柔軟な変形と形状の自己回復性を世界で初めて実現しました。
許勝助教は、極限環境である宇宙環境にも適応する「次世代宇宙材料」の研究を行っています。許勝助教が開発した−269℃の極低温から室温を超える領域で安定して機能する「チタン・アルミニウム・クロム(Ti–Al–Cr)系超弾性合金」は、宇宙空間や月・火星表面のような極低温・過酷環境下において、従来の金属では困難だった柔軟な変形と形状の自己回復性を世界で初めて実現しました。
「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、独創的で才能ある35才未満の若きイノベーターの発掘を目的とし、過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏、Facebook共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されています。
「Innovators Under 35 Japan」はその日本版にあたり、今年で6回目の開催となります。本年度は「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」「インターネット」「通信」「AI/ロボット工学」「輸送/宇宙開発」「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」の全8分野において、厳正な審査を経て10人が受賞者として選出されました。なお、日本版の受賞者は次年度のグローバル版の候補者としてノミネートされます。
「Innovators Under 35 Japan」はその日本版にあたり、今年で6回目の開催となります。本年度は「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」「インターネット」「通信」「AI/ロボット工学」「輸送/宇宙開発」「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」の全8分野において、厳正な審査を経て10人が受賞者として選出されました。なお、日本版の受賞者は次年度のグローバル版の候補者としてノミネートされます。
2025年12月17日(水)には、KADOKAWA 神楽座(東京・飯田橋)にて、受賞者を紹介する「Innovators Under 35 Japan Summit 2025 」が開催され、許助教も登壇する予定です。本イベントの模様はオンラインでも配信されます。
Innovators Under 35 Japan
https://techreviewjp.com/iu35/2025/winners
MITテクノロジーレビュー
https://www.technologyreview.jp/
https://techreviewjp.com/iu35/2025/winners
MITテクノロジーレビュー
https://www.technologyreview.jp/

「Innovators Under 35 Japan 2025」に選出された許勝助教