東北大学
学際科学フロンティア研究所

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Nature誌(5月8日付)に論文掲載予定

2014.05.07

當真賢二助教(新領域創成研究部)

Nature誌(5月8日付)に論文掲載予定


宇宙最大の爆発現象ガンマ線バーストについて、その残光が高い円偏光度を持つことが観測で明らかになりました。多国間の共同研究グループにおいて、本研究所の當真賢二助教は、この結果の理論的解釈を行い、残光を生成する衝撃波の構造について新しい仮説を提唱しました。ガンマ線バーストが作るような高エネルギー衝撃波は、地球上では実現できない極限状態のプラズマとして注目されつつあり、宇宙物理学とプラズマ物理学の学際的研究対象です。本研究は、そこに新たな研究の方向性を示すものとなっています。論文は、5月8日Nature誌に掲載される予定です。

発表論文:
K. Wiersema, S. Covino, K. Toma, et al., “Circular polarization in the optical afterglow of GRB 121024A", Nature in press (2014)(Nature誌ウェブサイトへリンク)
研究の概説(本学大学院理学研究科 NEWS 研究成果 5月2日付ページへリンク)

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當真助教の研究者情報

 

 

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