東北大学
学際科学フロンティア研究所

研究会等のお知らせ

第34回 FRIS Hub Meeting(ハイブリッド開催)

2022年7月28日 11時~

ハイブリッド開催
 
 FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度8月を除く毎月第4木曜日に開催しています。これまで参加者はFRIS内の研究者を対象としていましたが、2019年12月より、対象を東北大学の研究者、学生へと広げました。
また、2021年1月からは学際融合東北拠点のTI-FRIS Hub Meetingと合同で開催しています。
 
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
【TI-FRISは、弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学、三菱総合研究所によるコンソーシアム事業です。】
 
第34回 FRIS Hub Meeting(TI-FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:2022年7月28日(木)11:00-12:00
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室)
    ※オンサイト参加は当面はFRIS教員及びTI-FRISフェローに限定させていただきます。
 
オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。

発表者:
工藤 雄大 助教(東北大学 学際科学フロンティア研究所/生命・環境)

発表タイトル:
自然界に眠る未知分子の探索 
(Hunting for the unknown molecules hidden in nature)
 
要旨:
生物は生命活動自体に必須な一次代謝に加えて、二次代謝と呼ばれる経路を持ちます。各生物が独自に進化させてきた二次代謝経路では、多種多様な機能を持つ「スペシャルな」分子が生産されます(二次代謝産物)。フグ毒のような危険な自然毒の他、有用な抗生物質や抗マラリア薬などを含み、数多の薬剤を供給してきた実績を持ちます。二次代謝産物の発見数の減少がしばしば問題視されますが、自然界には手付かずの二次代謝産物が無限に存在すると考えられます。本発表では精密分析を介した自然界からの未知分子の探索と、生物が如何にして二次代謝産物を生産するか(生合成)の解明を目指した研究を紹介します。
 
 
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