東北大学
学際科学フロンティア研究所

研究会等のお知らせ

第22回 FRIS Hub Meeting(オンライン)

2021年6月24日 11時~

オンライン開催
 
 FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度8月を除く毎月第4木曜日に開催しています。これまで参加者はFRIS内の研究者を対象としていましたが、2019年12月より、対象を東北大学の研究者、学生へと広げました。
また、2021年1月からは学際融合東北拠点のTI-FRIS Hub Meetingと合同で開催しています。
 
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
第22回 FRIS Hub Meeting(TI-FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:2021年6月24日(木)11:00-12:00 
開催方式:オンライン(Zoom)
事前登録が必要になります。参加申し込みフォームよりご登録ください。

発表者:
アリム トヘテイ(東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教/人間・社会)

発表タイトル:
周縁文化の独自性と文化変容の理論研究
(A theoretical study about the uniqueness of the marginal culture and cultural change)
 
要旨:
発表者が取り込んできた研究は、学術的・社会的に重要な意義を有する東アジアとイスラーム文明圏の宗教、哲学、社会、政治、環境等の分野について、学際的に研究を進め、この地域を総合的に把握するとともに、重要課題について多角的視野から解明することが目的である。本研究視座は、日中思想・文化の相互関係だけでなく、①イスラーム思想・文化の、日本や中国等東アジア文化圏での展開を解明するユニークなものである。そして複数の文化圏において支配的な文化が、周縁の文化圏においてはどのように個性的な文化発展を遂げたか。つまり、②中心に位置する「中華文明」が全漢字文明の源泉であるかのような文明理解を相対化し、周縁文化の独自性を明らかにする。尚本課題に対する研究を推進することは、アジアの思想史研究、また文化変容の理論研究に斬新な視野を切り開き、学界への多大な貢献が図れると信じる。
 
 
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