東北大学
学際科学フロンティア研究所

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第39回 FRIS Hub Meeting(ハイブリッド開催)

2023.01.13

2023年1月26日 11時~
ハイブリッド開催
 
 FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度8月を除く毎月第4木曜日に開催しています。これまで参加者はFRIS内の研究者を対象としていましたが、2019年12月より、対象を東北大学の研究者、学生へと広げました。
また、2021年1月からは学際融合東北拠点のTI-FRIS Hub Meetingと合同で開催しています。
 
 言語は日本語と英語を混ぜて使用しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。聴衆は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。積極的にご参加ください。
 
【TI-FRISは、弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学、三菱総合研究所によるコンソーシアム事業です。】
 
第39回 FRIS Hub Meeting(TI-FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:2023年1月26日(木)11:00-12:00
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン/Zoom ・学際科学フロンティア研究所セミナー室)
    ※オンサイト参加は当面はFRIS教員及びTI-FRISフェローに限定させていただきます。
 
オンライン参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。

発表者:
市之瀬 敏晴 助教
(東北大学 学際科学フロンティア研究所/生命・環境)

発表タイトル:
タンパク質翻訳から探る脳機能の多様性
(Diversity of brain functions by protein translation)
 
要旨:
脳は機能や性質の異なる多種類の細胞から構成され、記憶学習や運動制御など、多様な機能を発現します。この多様性のベースとなるのは、ゲノムDNAにコードされた遺伝子の発現(タンパク質を作ること)です。二万を越える遺伝子のそれぞれについて、どの細胞で、いつ発現するのか、適切に調節される必要があります。演者らは最近、脳の特定細胞でゲノムワイドにタンパク質翻訳をモニターする手法を開発しました。本セミナーではこの手法を元に、脳内の細胞種の多様性と、記憶学習に代表される脳の可塑性が、タンパク質翻訳調節によってどのように実現されているか紹介します。
 
 
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