東北大学
学際科学フロンティア研究所

トピックス

第54回 FRIS Hub Meeting(ハイブリッド開催)

2024.05.09

2024年5月23日 16時~
ハイブリッド開催 / Hybrid Event
 
 FRIS Hub Meetingは、FRISの研究者全員が参加する研究発表セミナーで、月に一度、8月を除く毎月第4金曜日に開催しています。Hub Meetingの趣旨は、発表者が全領域の研究者を対象として、研究のイントロと分かりやすい専門的内容の紹介を行い、新テーマ創成の芽を作ることです。2021年1月からは世界で活躍できる研究者戦略育成事業「学際融合グローバル研究者育成東北イニシアティブ(TI-FRIS)」のTI-FRIS Hub Meetingと合同で開催しています。
 
 Hub Meetingでは英語での発表を強く推奨しています。異分野研究者同士では共通の常識や考え方は望めません。参加者は発表中にどんどん質問し、討論し、理解を深めるようにしています。Hub Meeting参加対象(下記)の方は積極的にご参加ください。
 
【TI-FRISは、弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、山形大学、福島大学、宮城教育大学によるコンソーシアム事業です。】
 

第54回 FRIS Hub Meeting(TI-FRIS Hub Meetingとの合同開催)
日時:2024年5月24日(金)16:00-
開催方式:ハイブリッド開催(オンライン/Zoom・学際科学フロンティア研究所セミナー室)
Language: 日本語

参加ご希望の方は、事前登録が必要になります。
参加申し込みフォームよりご登録ください。
登録締切:5月23日(木)15:00
 
発表者:
関 まどか 准教授
(岩手大学/生命・環境/TI-FRISフェロー)
 
発表タイトル:
肝蛭のin vitro培養系確立への挑戦 ー幼虫はin vitroでどこまで成長するか?ー/Challenge to establish an in vitro culture system for liver flukes ーIs it possible to mature juveniles in in vitro culture conditions?
 
発表内容の概要:
ヒトや動物に感染する寄生虫は、マラリアに代表される単細胞生物の原虫類と、多細胞生物である吸虫、条虫、線虫を含む蠕虫(ぜんちゅう)類に大別される。原虫類ではin vitro培養系の確立を契機に、薬剤やワクチンの開発研究が飛躍的に進展した。一方、蠕虫類の発育をin vitroで再現することは不可能とされ、研究開発上のボトルネックになっている。本研究では、プラナリア研究との学際融合により実現した「有性化因子の添加」という新規アプローチにより、吸虫の一種である肝蛭(かんてつ)を用いたin vitro培養系の確立を目指す。
 
 
 

 
Hub Meeting参加者
  • 趣旨と守秘義務を理解・了解していることを条件に、以下の方が参加できます。
    1. Hub Meetingメンバー
      発表のターゲットとする参加者、アーカイブ視聴対象
      ・東北大学学際科学フロンティア研究所教員
      ・TI-FRISフェロー
    2. オブザーバー
      Hub Meetingに興味のある下記の参加者(質問・議論にも参加することができます)
      ・東北大学学際高等研究教育院研究教育院生
      ・東北大学教職員・学生
      ・TI-FRIS参画大学教職員・学生
      ・TI-FRIS関係者(委員会委員等)
      ・「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」の育成対象者
      ・科学記者
      ・学際研所長/TI-FRISプログラムマネージャーが認めたもの
 
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