Motivation for FRIS CoREFRIS CoREという
新しい支援のかたち

FRIS CoREは、FRISの若手研究者たちが提案する、異分野融合の促進と知のフロンティア開拓を目指した「スタートアップ支援」の新しいかたちです。

高度に進歩した現代科学において、100年後の未来を変えるようなブレークスルーを起こす新たな研究領域の創成は容易な事ではありません。真に次世代を担う科学者と、革新的な知と価値を生み出す研究領域の創成には、「多様かつ高度な知識・スキル・感性を持つ若手研究者たちが、一つの場に集まり、アイデアを出し合い、失敗を恐れずそのアイデアを最速で試すことができる環境」こそが、必要なのではないかと考えました。

もちろん環境は、それを使う人がいる事で初めて成立します。研究領域を制限することなく世界からあつまった、多様なスキルとアイデアにあふれる多くの若手研究者が所属するFRISだからこそ、我々はFRIS CoREを立ち上げ、世界と伍する研究レベルとスピードで革新的研究領域の創成を実現する環境の構築を目指します。

POINT 01真に自由な研究環境

・研究方針や研究スペースに十分な裁量がない場合、
自らのアイデアやスキルを環境側に適応させる必要がある

・「やりたいこと(アイデア)を環境によって制限されることなく」研究できる基盤環境を構築する

POINT 02スタートアップ資金からスタートアップ環境へ

・スタートアップの予算は十分ではない=予算内で整備できる実験機器で可能なプロジェクトにスケール
ダウンする必要がある。また、機器の購入を待つために研究速度が大きく低下する

・最先端機器を大学が所有しているのに、それらを使う前段階の実験機器(基盤研究環境)が整備できない

・幅広い分野の基盤研究環境を整備=研究「環境」支援により、研究の立ち上げ時間を短縮する

・「基盤研究環境で日常的な実験⇄大学の有する大型共通設備での最先端の測定」というサイクルで新鮮なアイデアをスケールダウンすることなく実証できる

POINT 03異分野融合を加速するアンダーワンルーフな基盤環境

・研究領域ごとに居住スペース(建物)が分断されており、異分野融合を醸成する日常的な人的交流の場が限られている

・研究対象が学際的であるほど、様々な分野の研究機器に日常的にアクセスする必要があるため、それらの物理的な分断は研究速度を低下させる

・様々な分野の基盤環境を一つ屋根の下(アンダーワンルーフ)に整備し、研究分野のボーダーを超えた課題への挑戦を推進する

・自然科学 or 人文社会科学、理論 or 実験を問わず、様々なモノの共有化によってヒトの交流の促進し、それによる分野横断型のアイデアを醸成する

The Logo of FRIS CoRE

FRIS CoREのロゴは、基盤的研究機材を示すいくつもの小さな三角形が集まり、台形の土台を形成しています。その立体形状は、少しずつ三角形の高さが上がり、階段状の意匠となっています。異分野融合による研究領域の創成は、すでにある山を登るのではなく、これから登っていく「山そのもの」を作り出すようなものです。FRIS CoREが、いくつもの新しい山の礎となり、その頂へ誰よりも早く到達できるよう、若手研究者を支える存在として発展する事を祈念しています。