東北大学学際科学フロンティア研究所神経細胞生物学研究グループ
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丹羽准教授からのメッセージ
私たちの研究の出発点でありゴールは「神経細胞の形」です。その解析のためには2つの柱があります。
1つは分子モータータンパク質、もう1つは線虫の分子遺伝学です。
3つめの柱としてiPS細胞分化神経を用いた神経細胞生物学の研究も開始するつもりです。
まだ小さいグループですが、「良い研究をして良い論文を書く」のが私たちの目標であり使命です。
教育方針
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学部教育は東北大学
理学部生物学科発生ダイナミクス分野
と共同で行っているため、生物学科の学部生は希望すれば卒研から一緒に研究することも可能です。
大学院は生命科学研究科の大学院入学試験を受ける必要があります。
(1)遺伝学スクリーニングを用いた神経細胞の形態形成に関与する分子の探索
(2)微小管、モータータンパク質、微小管結合タンパク質の生物学、生化学、生物物理学
(3)微小管、モーター、微小管結合タンパク質の異常が引き起こす神経疾患、ガンなどの分子メカニズムの解析
(4)iPSから分化誘導した神経細胞を用いた疾患の細胞生物学研究
の中から、進路と希望に応じて研究テーマを考えます。
(1)に関しては研究してみたいオルガネラや細胞構造、面白いスクリーニングのアイデアがあったら相談して下さい。可能そうなら、試してもらうことができます。
(4)は他のプロジェクトに比べるとiPS細胞の培養と神経への分化に時間と手間がかかるので、覚悟が必要です。
(2)(3)で扱う微小管やモーターは世界の細胞生物学分野の主流の一つです。丹羽が得意とする分野でもあり、1分子から個体までを統合的に扱うユニークな研究を行うことができます。
博士課程に進学志望の場合は修士1年の間に論文をまとめて学術振興会DC1を目指してもらいます。査読付き論文を出版した上で申請できるよう全力でサポートします。
学部卒、修士卒、博士卒で民間企業への就職志望の場合には、志望先の業種にアピールできそうなテーマを考えます。
「神経細胞のきれいな写真を自分で撮ってみたい」「せっかくやるからには何か意味のあるものを残したい」と考える学生さんはぜひ一度話を聞きに来て下さい。
研究室からでているほとんどの論文が卒研生や大学院生がファーストオーサーで出版したものです。
逆に「ただ単位を取って卒業したいだけ」という方にはオススメしません。
また、アメリカの大学院への進学を考えている学生さんの相談も受けます。
詳しくは丹羽(shinsuke.niwa.c8あっとまーくtohoku.ac.jp)まで問い合わせして下さい。(あっとまーくを@に置換して下さい)
学際科学フロンティア研究所助教のメンターについて
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学際研で年に1度公募している
学際研新領域創成研究部助教
に応募するためのメンターを引き受けることも可能です。
設備を考慮すると「線虫を使った研究」「TIRFを使った1分子生物学」「培養細胞を使った研究」を独力で推進したい方が適しています。受け入れた新領域創成部助教には自分のテーマで予算を獲得して独立した研究を推進していただき、 責任著者で論文を発表してもらおうと考えています。
学際研助教のメリット・デメリットについて詳しく聞きたい方は丹羽(shinsuke.niwa.c8あっとまーくtohoku.ac.jp)まで問い合わせして下さい。(あっとまーくを@に置換して下さい)